スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「信長の城」シンポジウム(日本城郭協会主催)

 ご無沙汰しております。

 先日(30日)、東京・江東区にある武蔵野大学有明キャンパスにて、日本城郭協会主催の“「信長の城」シンポジウム”に参加してきました。
 この催しは、「日本100名城スタンプラリー」を主宰している日本城郭協会が公益財団法人に認定されたのを記念して、開催されました。


 強い風雨に見舞われた悪天候の中、武蔵野大学の大教室には多くの参加者が集いました。ざっと数えて、180人前後くらい?ですかね。
 会費が一人3000円だったにもかかわらず、熱心な方々が集った模様です。
 (開演中の撮影厳禁だったため、開催前の会場の模様です)
  「信長の城シンポジウム」1


 <午前の部>トークショー「信長・秀吉の城を歩こう」
  パネラー
  千田嘉博(奈良大学教授)
  春風亭昇太(落語家)
  萩原さちこ(城郭ライター)

 無類の「城好き」のお三方が、織田信長、豊臣秀吉ゆかりの城について、スライド写真を見ながらのフリートークでした。
 実際、現地へ行かれての実体験に基づくお話だったので、とても面白く拝聴しました。
 とりわけ、春風亭昇太師匠の話は噺家ならではのユーモア満載で面白かったです。なんでも、師匠は「城好き」を増やそうと普段から努力されており、その甲斐あって『笑点』の共演者、林家たい平さん父子はそれに影響されて、お城に関心を寄せるようになったとか。とくに息子さんのほうからは尊敬されている、ということでした。
 お三方とも、多岐にわたりかなりディープな話もされて、多少オフレコ気味の話もありましたが、各城の特徴を的確に語っていたように思います。
 トーク中、紹介されたお城・・・安土城、小牧山城、岐阜城、小谷城、観音寺城、山中城、太閤ヶ平、天ヶ岳城、熊本城 など


 <午後の部>
   千田先生による45分間の基調講演の後、「信長・秀吉・家康の城」と題してパネルディスカッションが行われました。
  
 パネラー  小和田哲男(静岡大学名誉教授)
       千田嘉博
       小島道裕(国立歴史民俗博物館教授)
       萩原さちこ
       
 司会    横山太一(朝日放送アナウンサー)


   安土城址
  安土城
 
 午前中のフリートークとは打って変わり、学術的な見地からの話が多かったです。
 話をまとめると、織田信長は各大名の中でも本拠地を数回移動した点が稀有ではありますが、その思想的な基盤は室町幕府をモデルにしていた、ということでした。
 また、安土城に関しては、かなり発掘調査等で解明されてきてはいますが、まだわからない点も多いとのこと。だからこそ、「幻の城」であり、我々はそこに惹かれるのかもしれないと。。。
 それから、信長は天皇の行幸を仰ごうとしていて、安土城内にその施設を設けたということですが、それは本丸ではなくて二の丸にあったのではないかという見解ですが、しかし二の丸は現在「信長廟」があるため発掘できないということでした。
 大筋の話は、千田先生のご著書『信長の城』(岩波新書)がベースとなっていました。
   
  
信長の城 (岩波新書)信長の城 (岩波新書)
(2013/01/23)
千田 嘉博

商品詳細を見る


 近年、お城に関心を寄せる人たちが増えてきたのは歓迎すべきことだと話されていました。


 閉会後は、たちまち「サイン会」の様相を呈していました。とくに千田先生のもとには長蛇の列が。優しい千田先生、大人気でした。

   「信長の城シンポジウム」2

 蛇足ですが、千田先生は今年度から奈良大学の学長に就任されるので、しばらくご多忙になりそうなので、今回貴重なお話を伺えてよかったです。

 【追記】
 なお、最後に先生がおっしゃっていましたが、青森県にある「弘前城」の天守下の石垣が再来年くらいから修復工事に入るため、修復期間の数年間、天守の建物を本丸の中央に一時的に移築するということで、よく観光写真にあるようなアングルで見るには、今の内に見学しておくべき、とのことでした。
 千田嘉博

 
 午前中の部で、爆笑トークを繰り広げた春風亭昇太師匠。午後から別のお仕事があったようで帰られましたが、帰り間際にご著書にサインをお願いしたところ、快く応じてくださいました。有難うございました。
 とても丁寧な物腰の方だったです。
 春風亭昇太

 
 
城あるきのススメ城あるきのススメ
(2011/03/10)
春風亭 昇太

商品詳細を見る



 


 個人的な感想ですが、今回のシンポジウムに参加して、城攻めへの意欲がふつふつとわいてきたのですが、なにせ昨年から突如始めた仕事が忙しくなってしまったので、しばらくお預けかなーというところです(泣)はあ・・・。
 暇だった30代後半のうちに、100名城巡りをやっておいて良かったなあと思いました。
 

参考サイト 日本城郭協会HP




 いつも有難うございます
 人気ブログランキングへ にほんブログ村 歴史ブログへ   
関連記事

テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ケノーベルからリンクのご案内(2014/04/01 08:49)

江東区エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。

コメントの投稿

非公開コメント

ブログランキング
「もののふの心」および歴史的遺産を後世に伝えましょう♪
うさぎ
  ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
ご注意 ごくたまに、「城」「史跡」「お墓」等の話題が、ドラマ関連やその他のカテゴリとして登録されている場合があります。
月別アーカイブ
最新コメント
FC2カウンター
おきてがみ
お気軽にどうぞ(お返事が遅くなる場合があります)
プロフィール

A☆六文銭

Author:A☆六文銭
ブログテーマ
日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

★当ブログ内の文章、写真等はすべて無断転載禁止です。宜しくお願いします。
★当方と連絡を取りたい方は、下部メールフォームからお願いします。(ご感想はなるべくコメント欄のほうにお願いします)
※Twitter、Facebookはやってません。

最新記事
おすすめ書籍
リンク
RSSリンクの表示
検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。