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善光寺と池波正太郎が愛した宿(閉店)

 長野市立博物館で真田関係の展示を見てから、バスに乗ってJR長野駅へ戻りました。
 すでに夕方でしたが、帰りの新幹線までにまだかなり時間があったので、主人が
 「ここまで来たから、善光寺へお参りしてこうか」
というので、長野駅前からレトロ調のバスへ乗り、善光寺へ。10分弱くらいで門前町へ到着です。
 びんずる号


 バスを降りて、門前をぷらぷら。この辺りは飲食店や土産店等があり、善光寺参りの人々を迎えます。

 善光寺へ向かう向かって左側の道なりに、あるレトロな二階建ての建物があります。

 ここは、かつて「五明館」という旅館があって、作家・池波正太郎お気に入りの宿でした。
 五明館は江戸時代は脇本陣を務めていたという老舗でした。
 五明館


 先日記事でも書きましたが、初期の頃の池波は松代藩家老、恩田木工を主人公とした『真田騒動』という小説を上梓してから、「真田もの」と呼ばれる歴史小説を書きつづけ、小説の取材等でたびたび信州を訪れていました。
 その折、たまたま「五明館」へ宿泊し、寝具が清潔だったことや、女中さんが親切だったことで、すっかりこの宿を気に入ってしまいます。このことは、『よい匂いのする一夜』というエッセー集の中でも池波は書いています。

よい匂いのする一夜 東日本編 (コロナ・ブックス)よい匂いのする一夜 東日本編 (コロナ・ブックス)
(1998/04)
池波 正太郎

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 その後、五明館は旅館をやめて、レストランを経営していました。
 前回、善光寺へお参りしたとき(5年くらい前)は営業していたのですが。。。その時は時間がなくて、「次回来たら入店してみよう」と華麗?にスルーしてしまったのです。

 そしたら、なんと今回通りがかったら、すでに閉店していました。
 あーあ、残念。前回、寄っておけばよかったなあと後悔しきり。

 帰宅してからネットで調べたら、3年前の大震災で客足が激減し、閉店を余儀なくされてしまったようです。
 
 このように、池波が愛した店や宿は現在では閉店、廃業してしまったところも少なくないです。
 (私が新婚の頃、主人と泊まったやはり池波の愛した某宿も最近倒産してしまったと聞きました)

 
 善光寺

 気を取り直して、善光寺へ。こちらはもう説明するまでもなく、信州の名刹です。
 初めてお参りしたのは、大学生の頃。ゼミで長野県へ実習へ来た帰りに寄ったので、もう20年近く前です。
 最近では、たしか5年前くらい?に来たのかな。かなりご無沙汰でした。
 昨年は主人の身内の者が急死してから、あまり良いことがなかったので、主人もみ仏におすがりして、平穏無事を祈りたかったみたいです。
 

 お参りをすませ、帰路につくと辺りはすっかり暮れていました。しかし、この時間でもまだ寺へお参りする人たちがけっこういました。

 長野駅行きバス停の前に、レトロな建物がありました。先ほど記した「五明館」の道路を挟んだ目の前です。
  
  「藤屋」という、やはりこちらも老舗の旅館だったのですが、最近では結婚式等のパーティースペースとして営業しているようです。
  藤屋1

 ちょっと中を覗いてみたかったのですが、あいにく結婚式で全館貸切とのことで入れず。

 よく見たら、半地下に喫茶店がありました。バス待ちで体が冷えてきてしまっていたので寄っていくことにしました。
 藤屋2

 
 お店の内部はやはりレトロな感じ。半地下なので、「隠れ家」といった印象です。
 ここで、ケーキセット(チーズケーキ&コーヒー)を頼みました。チーズケーキは濃厚な味で、おいしかったです。
 藤屋3

 
 この後、長野新幹線に乗り帰京しました。

 年末から松代のことを書きつづっていましたが、昨年秋の松代行きは以上です。

 

 
 いつも有難うございます。
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ジャンル : 旅行

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非公開コメント

趣のある建物ですね 
旅館という言葉も、いまでは遠い昔となりつつあるのかもしれませんね。

Re: タイトルなし

 酔いどれJohnny様

 こんばんは。コメントどうも有難うございます。

> 趣のある建物ですね 
> 旅館という言葉も、いまでは遠い昔となりつつあるのかもしれませんね。

 そうですね。時代の趨勢というか、昔ながらの旅館はかなり減ってきているかもしれませんね。
 池波の愛した宿がまた消えてしまい、とても残念です。。。


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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
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大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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