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支倉常長の墓・・・謎の最期

 仙台市青葉区青葉町にある光明寺(臨済宗)という御寺さんに、支倉常長の墓とされる墓石があるというので行ってみました。

   支倉常長


 寺の奥手方に常長の墓はありました。
 支倉常長の墓1


 支倉常長の墓2
 これが、常長の墓とされる五輪塔です。
 メキシコ、スペイン、ローマと主命を帯びての苦難の旅は、結局その目的を果たせず、失意のうちに常長は帰国してから一年後の1621年(元和7)、あるいは翌1622年(元和8)に亡くなったと伝えられています。
 しかし、異説もあり、支倉家の知行地であった小山村(現奥州市)にて隠棲生活を送り、世間から忘れられた頃ひっそりとこの世を去ったという言い伝えもあるようです。つまり、その晩年は謎に包まれています。

 光明寺には常長と息子の常頼の位牌があるそうで、国語学者・大槻文彦がこの墓石こそ常長の墓であると「鑑定」したということです。
 ですから、墓の説明板は「伝・支倉常長の墓」と記載されています。本墓かどうかの確証はないということですね。
 支倉常長の墓3


 常長死後、跡を継いだ息子の常頼は使用人がキリシタンであったことや宣教師を匿ったということで咎められ、処刑。支倉家は断絶します。(後に常頼の子で常長の孫にあたる常信の代で再興を許される)

 今回、資料を読んでみたところ、常長の墓はここ以外に、常長の養父支倉時正や、実父山口常成の所領があった宮城県川崎町、大郷町、大和町の3か所にあるのだそうです。(゜Д゜;)エェッ~!そんなにあるの・・・?
 私は残念ながらこれらすべて墓参できませんでしたが、お近くの方はぜひ探してみてください。

 
 常長の墓石の傍らには、常長に同行した宣教師ルイス・ソテロの碑があります。
 ソテロの碑

 ソテロはフランシスコ会の宣教師。
 伊達政宗の知遇を得、支倉常長と共にサン・ファン・バウティスタ号に乗り渡海し、スペイン国王、ローマ教皇にも謁見し、日本での宣教の支援を求めるも、挫折。
 同じ頃、江戸幕府が禁教令を出し、日本に入国できなくなったソテロはフィリピンのマニアで再入国の機会を待ちますが、元和8年(1622年)密入国したところを捕縛され、伊達政宗が幕府に助命嘆願をするもかなわず、長崎にて火刑に処せられ、悲劇の最期を遂げました。
 この供養碑は比較的近年新しいものなのでしょうかね。



   お寺の境内にいた猫。鈴がついていたので、お寺さんの猫でしょうか。
   カメラ目線にもなってくれて、人なつっこい猫さんでした。
   仙台の猫

 

 関連記事 【特別展】伊達政宗の夢~慶長遣欧使節と南蛮文化~(仙台市博物館)



  
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こちらにも、あったのですね。
もう少し調べて無理してでも回っておけば・・・ まぁ後の祭りですが(笑)。

再訪時の宿題にします 教えて頂き有難う御座いました。

Re: タイトルなし

 酔いどれJohnny様

 おはようございます。コメントどうも有難うございます。

> こちらにも、あったのですね。
> もう少し調べて無理してでも回っておけば・・・ まぁ後の祭りですが(笑)。
>
> 再訪時の宿題にします 教えて頂き有難う御座いました。

 3年くらい前から、仙台市内の墓参りをしているのですが、悪天候だったり見つからなかったり急用で行きそびれたり、なかなか進みません。。。
 まあ、気長にやっていこうと思っております。仙台市って予想以上に広いですね~。
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