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大江義塾跡・徳富記念園

大江義塾・徳富記念園1


 【大江義塾跡・徳富記念園】
 先日の大河ドラマ「八重の桜」の中で、熊本から「過激な転校生」、すなわち熊本バンドが同志社へやってきます。
 その中のひとりに、後にジャーナリスト、歴史家、思想家として活躍、大著「近世日本国民史」を著した徳富蘇峰(猪一郎 1863~1958年)がいました。
    
   soho

   

 明治3年、蘇峰の父、一敬が熊本藩庁に出仕することを契機に、水俣から熊本市街にある当地へ引っ越してきました。
 その後、蘇峰は熊本洋学校へ入学、そこでキリスト教に感化され、他の仲間とともに熊本バンドの一員となります。
 しかし、洋学校は当局の意向により廃校となり、蘇峰は東京英語学校、その後同志社英学校へ転入します。ここで、新島襄のもと受洗します。
 ところが、明治13年、生徒による集団ストライキを扇動したことがきっかけで卒業まで残り2か月を残して蘇峰は退学し、熊本へ帰郷しました。
 
 大江義塾・徳富記念園2

 蘇峰はこの家で、父と共に私塾「大江義塾」を開き、歴史、政治学、経済学などを教え、明治19年の閉塾まで後進の指導にあたりました。


 学内トラブルがきっかけで、同志社を離れた蘇峰ですが、その後も恩師である新島襄や同志社との関わりは続き、新島襄が亡くなる三日前に襄が述べた遺言を書きとり、八重と共にその最期を看取っています。一番最初に襄の残した膨大な資料の整理を手掛けたのは蘇峰でした。
 また、かつて八重のことを「鵺(ぬえ)」と揶揄した蘇峰でしたが、その後八重とは和解し、晩年まで交流が続きました。京都にある八重の墓銘は蘇峰の揮毫によるものです。
 
 現在、大江義塾跡は「徳富記念園」となり、併設されている資料館には蘇峰と弟で作家の蘆花(小説「不如帰」)に関する資料が展示されています。
 また、写真で撮影しわすれましたが、庭の一角には新島襄がアメリカから持ち帰り、蘇峰に譲ったという「カタルパの木」の2世、3世木が植えられており、初夏の頃美しい花を咲かせるとのことです(原木は昭和35年ごろ枯れたそうです)。

  徳富兄弟が使用した井戸が今も残る
 大江義塾・徳富記念園3

                   (2009年10月撮影)



     
新島襄と徳富蘇峰―熊本バンド、福沢諭吉、中江兆民をめぐって新島襄と徳富蘇峰―熊本バンド、福沢諭吉、中江兆民をめぐって
(2002/03)
本井 康博

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     熊本市大江4丁目10-33
    
より大きな地図で 徳富記念園 を表示
 
 
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テーマ : 大河ドラマ 八重の桜
ジャンル : テレビ・ラジオ

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大磯駅前に有る「新島襄先生終焉之地碑」の碑文は、徳富蘇峰の筆によるものでしたね。↓
http://ameblo.jp/honmokujack/entry-10639689524.html

Re: タイトルなし

 酔いどれJohnny様

 こんばんは。コメントどうも有難うございます。

> 大磯駅前に有る「新島襄先生終焉之地碑」の碑文は、徳富蘇峰の筆によるものでしたね。↓
> http://ameblo.jp/honmokujack/entry-10639689524.html

 リンク有難うございました。
 新島襄は療養先の大磯で死んだのです。
 蘇峰は同志社は中途退学したものの、恩師新島への思いというのは深かったのでしょうね、きっと。

実は記事とは関係が無いのですが 22日に仙台でライブに参加するのですが、仙台駅の近くに「白虎隊の、飯沼貞雄 ( 吉 ) 終焉の地碑」が有り 少し調べたところ、飯沼貞雄 ( 吉 ) のお墓も有りました。

飯盛山で、御墓は見たのですが まさか近くに有るのなら お参りしないとという事で、飯沼貞雄 ( 吉 ) のお墓にお参りしてきます。

Re: タイトルなし

 酔いどれJohnny様

> 実は記事とは関係が無いのですが 22日に仙台でライブに参加するのですが、仙台駅の近くに「白虎隊の、飯沼貞雄 ( 吉 ) 終焉の地碑」が有り 少し調べたところ、飯沼貞雄 ( 吉 ) のお墓も有りました。
>
> 飯盛山で、御墓は見たのですが まさか近くに有るのなら お参りしないとという事で、飯沼貞雄 ( 吉 ) のお墓にお参りしてきます。


 実は去年、飯沼家があった場所(現存せず)と貞吉の墓参をしてきました。
 貞吉の墓がある寺は墓域が広く、かなり奥の方にありました。うちの主人が探し当て見つけました。(やはり、白虎隊の子孫ということで、引き合うものがあったのかも)万が一わからなかったら、寺の方に聞いてみてください。

 サザンのライブでしょうか。楽しんできてくださいね。
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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
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大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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