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天下の城下町 大坂と江戸(大阪歴史博物館)

 大阪府大阪市にある大阪歴史博物館では、現在特別展「天下の城下町 大阪と江戸」を開催中です。

  天下の城下町
 
 【展示趣旨】
 
大阪歴史博物館では、平成25年2月2日(土)から3月25日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「天下の城下町 大坂と江戸」を開催します。

現代日本の都市の多くは、江戸時代の城下町が基礎となって発達しました。その中にあって大坂と江戸は、特に規模の大きな城下町であり、他の城下町のモデルともなるものでした。それは、「豊臣秀吉」と「徳川家康」という2人の「天下人」が、政権の拠点として構想し建設した「天下の城下町」であったことによります。特に大坂に関しては、政治の実権が豊臣氏から徳川氏に移るという歴史に合わせるかのように、都市の構造や景観を変えてゆくことになります。

展覧会では、前史としての織田信長の城下町に始まり、大坂と江戸それぞれの城下町の誕生から完成に至るまでの歴史について、絵画資料や古地図、古文書や発掘資料など、約250点の資料によって紹介します。
    ※特別協力 江戸東京博物館



 上記の趣旨にもある通り、二人の天下人・・・豊臣秀吉と徳川家康がそれぞれ築いた大坂と江戸を比較した展示でした。この二つの町は、その後全国の城下町づくりのモデルとなったといいます。
 展示は秀吉、家康両者に多大な影響を与えた織田信長の城と城下町についてから始まります。小牧城、岐阜城、そして安土城についての発掘資料等がありました。
 「本能寺の変」後、権力を継承した秀吉はただちに大坂に本拠を置くことを考えており、すぐ実行に移しています。秀吉が築いた大坂城はもとは石山本願寺があった場所であり、城下町を築く上で前提となる都市的空間の基本型はすでにあったようです。
 大坂城築城関連で現在残されている古文書は「石運び」に関するものが多いそうです。秀吉が石垣造りを重視していたことがうかがえます。大坂城は秀吉の構想を見事に実現した城ということがわかりました。
 一方、家康が秀吉によって関東へ移封させられたわけですが、小田原ではなく江戸に本拠を置いたのは、江戸は水陸両方の交通網が発達していたそうで、従来考えられていたような寂れた町ではなかったことが最近の研究で明らかになりつつあるそうです。 
 最後に、江戸時代の大坂の町は「天下の城下町」から「天下の台所」、すなわち経済都市へと変化していく過程を追ったものでした。

 実に400点もの展示品があったのですが、やはり発掘資料が多いのが目立ちました。大阪城周辺はビル建設工事などで発見される場合が多く、まさに地中に眠っていた都市の姿が現代によみがえるという感じです。
 かつて福岡藩黒田家の蔵屋敷があった辺りで発掘調査したところ、土製の人形やミニチュア玩具が多数出土しました。これらが何に使用されていたのかは不明だそうですが、ちょっと面白かったですね。お土産品か何かだったのでしょうか。
 
 大坂城というのは謎に満ちていると思います。特に大坂夏の陣後、秀吉の大坂城は地中に埋まってしまったわけで・・・今後も発掘調査があれば、もっと当時の様子が解明できるのでは・・・と期待できた好展示でした。
 なお、「特別協力 江戸東京博物館」となっていましたが、江戸博でも巡回展でやってくれればわざわざ大阪まで来なくてもよかったのに・・・と少々残念に思いました。

 会期は明日25日(月)まで 図録あり。


 大坂城歴史博物館
  大阪歴史博物館

 
 その後、歩いてすぐのところにある大阪城へ行ったのですが、現在は常設展しかやってなく、後藤又兵衛の甲冑などを見てすぐ帰ってきてしまいました。
 一時期激減した中国人など外国人観光客がまた増えていて、うるさかったです。なんだか落ち着かないんですよね。
 
 この日、こちらへ来る途中、車内吊広告だったかで、大阪城すぐ側のマンションが2900万円~くらいから出ていました。(東京より全然安い・・・)
 毎日お城を眺めて過ごすのも悪くなさそうな感じがしましたね。ただし大阪市民だったらの話ですが。
 (この日は天候がよくなくて、ざんねん・・・)
  大阪城


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ジャンル : 学問・文化・芸術

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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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