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二本松城(日本100名城)

 白河小峰城の後、電車に乗って北上し、二本松城を目指します。

 JR二本松駅で下車すると、駅前に「二本松少年隊隊士」の銅像があり、「霞城の太刀風」とタイトルがついていました。
 この銅像は二本松市名誉市民で彫刻家の橋本堅太郎氏(日本芸術院会員)が制作し、二本松市に寄贈したものだそうで、戊辰戦争の悲劇として今に語り継がれている二本松少年隊の隊士・成田才次郎(数え年14才)が、小野派一刀流の〝胸突き〟で官軍側の白井小四郎(長州藩)を倒したという逸話に基づいているとのことです。
 4年前に来た時はなかったので、その後設置されたものと思われます。
 二本松城4

 
 二本松城へは駅から歩いて15分くらい。この日は急いでいたので、タクシーへ乗り、二本松城の入り口へ到着。
 4年ぶり2度目の来訪です。
 下の写真は昭和57年(1982年)に御殿跡に復元された二階櫓、箕輪門、多門櫓です。(※なお、二階櫓は現存する城絵図のなかに描かれていません)
 
 二本松城3

 二本松城は奥州探題・畠山満泰が応永11年(1404年)に白旗ヶ峯(標高345m)の山頂に「霧ヶ城」を築いたのが始まりです。
 下の写真は2008年に撮影した城の遠望写真ですが、山城ということがわかると思います。
 二本松城7
 
 その後、伊達政宗によって畠山氏は滅亡。伊達氏の支配ののち、会津領主となった蒲生氏の城代が置かれ石垣を用いた城郭として改修され、その後加藤氏の城代によって本丸が拡張、整備されました。
 寛永20年(1643年)に白河から丹羽光重(長重の子)が入封し、三の丸御殿、箕輪門を築き、城下町が整備され、以後幕末まで丹羽氏の居城となりました。

 城の歴史はこの辺までにして、城の様子を見てみてみましょう。

 城の入り口に「二本松少年隊群像」の銅像があります。最初に紹介した彫刻家・橋本賢太郎氏の手によるもので、戊辰戦争の折、官軍を相手に果敢に戦い、死んでいった当時13歳~17歳の少年隊士の姿が再現されています。駅前にあった銅像とほぼ同じものが右側にありますね。
 明治維新以降二本松藩の関係者が彼らの存在ついてほとんど語らなかったため、会津の「白虎隊」に比べて世間的にはあまり知られていなかったそうですが、大正時代に生き残った少年隊士の一人が回想録を出版し、ようやく世に知られるようになったといいます。
 その後、現在に至るまで地元の方たちによって顕彰されています。
二本松城1


 残念ながら二本松城の建物は戊辰戦争時にすべて焼失しました。復元された箕輪門をくぐり、城内へ。。。
 二本松城2


 すると、なぜか今年のNHK大河ドラマの主人公「平清盛」がお出迎え(笑)
 二本松菊人形1

 この日はちょうど、毎年恒例の「二本松菊人形まつり」の初日だったのです。
 今年は58回目を数えるそうですが、昨年の震災の影響もあり、規模を縮小しての開催だとか。
 震災前は多くの観光客が訪れていたそうですが、やはり福島原発の風評被害で観光客が激減したそうで、ようやく少しずつ客足が戻ってきたと聞きました。
 二本松菊人形10

 初日ということで、会場内に飾られた菊はまだ咲いていないものもありましたが、早咲きのものは見事に咲き誇っていました。
 二本松菊人形3
 二本松菊人形9

 
 二本松の菊人形のハイライトはやはり大河ドラマを題材にしたものといえるでしょう。

    馬上の平清盛。
   二本松菊人形8

  ライバル・源義朝(左)との一騎打ち(汗)
 二本松菊人形2


 来年の大河ドラマ「八重の桜」をテーマに・・・。
 二本松菊人形4

    ヒロインの「八重」さん。なかなかの美形です(笑) 
   二本松菊人形5


 もちろん、ご当地・二本松少年隊の勇姿も!
 二本松菊人形7


 「観音滝」 小滝と小菊を背景に、黄金色に輝く観音様。清らかさが感じられて、足をとめている観光客も多かったです。
 二本松菊人形6


 
 「菊人形まつり」は明日18日で閉幕です。こちらがバタバタしている間に、あっという間にひと月経ってしまいました。もう少し早く記事にできればよかったんですが・・・。


 なお、お城の方ですが、山上にある本丸石垣は震災の影響で立入禁止だそうです。平成3年(1991年)に発掘調査した後、平成5~7年(1993~95年)に修築復元された石垣でしたが、残念ながら地震の被害を受けてしまいました。(近くまでは行かれるようです)
 一応、4年前に撮影した本丸石垣の写真を掲載しておきます。4年前に来た時は桜が満開だったのですが、大雨に見舞われ、ずぶ濡れになりながらの撮影でした。
 北東隅に天守台を備え、東と西に櫓台が配され、多聞で連結していました。
 二本松城6
 
 内部から見た天守台。発掘調査の結果、天守の建物は築かれなかったことが判明。
 二本松城5


 二本松城へは城内に植えられた1800本の桜が見事な4月か、秋の菊人形まつりに合わせて行くのが良いと思います。
 やはり元々は山城なので、じっくり見ていると2時間以上はかかるように思います。
 なお、100名城のスタンプは二本松駅の観光案内所か、先日紹介した歴史資料館受付に設置されています。
 今回はお城そのものより、菊人形まつりの方がメインになってしまいましたが、それもご愛嬌ということで。。。


   
より大きな地図で 二本松城(霞ヶ城公園) を表示

 

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ジャンル : 旅行

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おはようございます。

二本松は、まだ行った事がないので行ってみたいのですが・・・
人によると「宿」にて、『けっこう出るよ』と聞いて二の足を踏んでいます(笑)。

でも近い内に行ってみます。

Re: タイトルなし

 酔いどれJohnny様

 こんばんは。コメント有難うございます。

> おはようございます。
>
> 二本松は、まだ行った事がないので行ってみたいのですが・・・
> 人によると「宿」にて、『けっこう出るよ』と聞いて二の足を踏んでいます(笑)。
>
> でも近い内に行ってみます。


 ちょっとそれは怖いですね。。。そういう噂があるのなら、自分でも二の足を踏んでしまうと思います。
 今回はあまり書きませんが、二本松には幕末維新関係の史跡もけっこうあります。
 宿が不安な場合、日帰りでも良いのでは・・・と思います。
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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
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