スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

菅茶山と化政文化を彩る7人の巨人たち ー菅茶山とその世界Ⅳー(広島県立歴史博物館)

 広島県福山市にある広島県立歴史博物館では、現在企画展「菅茶山と化政文化を彩る7人の巨人たち
ー菅茶山とその世界Ⅳー」
を開催中です。(9月17日月曜まで)
広島県立歴史博物館


 【展示趣旨】
 いまから200年前の文化9年(1812),一編の漢詩集が世に出ました。江戸時代の後期,神辺に在住した漢詩人・教育者であった菅茶山による「黄葉夕陽村舎詩」です。この漢詩集によって,茶山はこの時代の「巨人」の1人として知られるようになりました。
そして松平定信,伊能忠敬,塙保己一など,「化政文化の巨人」たちとも交流を深める大きなきっかけとなりました。展示では,茶山の代表作「黄葉夕陽村舎詩」とその題名にもなった彼が起こした塾・黄葉夕陽村舎(廉塾),さらには「黄葉夕陽村舎詩」を通じて見えてくる茶山が交流をもった「化政文化の巨人たち」とその業績などについて紹介します。
また,今回,北海道を除く全国ではじめて,江戸時代の廉塾の姿を描いた蠣崎波響の「廉塾図」を特別展示します。


 「菅茶山」という人は全国的にはあまり知られていない人だと思いますし、私も不勉強であまりよく知らなかったんですが、「頼山陽」のお師匠さんにあたる人で、広島ではそれなりに有名な漢詩人であり、教育者だった人です。
 しかもこのお方は、有名無名を問わず、知己の多い人だったんですね。
 菅茶山と化政文化を彩る7人の巨人たち ー菅茶山とその世界Ⅳー

 老中・松平定信、画家・谷文晃、国学者・塙保己一、測量家・伊能忠敬などなど。。。同時代の錚々たる面々が茶山の「お友達」でした。展示では彼らと茶山との交流を物語る資料が並んでいますが、夏休み期間中に開催とあって、お子さんたちにも親しみやすいイラスト入りのポスターが貼られております。

 さて、展示なんですが、今回目玉として、画家で松前藩の家老であった蠣崎波響(1764~1826年)の画が数点、展示されていました。この波響という人はアイヌを描いた画などで有名な人なんですが、まさか、広島で波響の画を見るとは思いもよりませんで、意外に感じたと同時に嬉しかったです。
 蠣崎波響はもともと幼いころから画の才能に恵まれた人だったんですが、どうして彼が家老という重職にありながら多くの画を描いたかというと、単に趣味が高じて・・・というわけでもなかった。波響が家老を務めていた松前藩は一度幕命によって文化4年(1807年)にいきなり領地を召し上げられ、奥州の梁川(現・福島県)という所に転封させられてしまったため、どうしても古巣の松前に復帰したいという強い願いがあり、その運動資金ねん出のために、人の求めに応じてたくさんの画を描き、それを売って稼いでいたそうなんですね。

 ある時、波響は人を介して茶山と知り合いますが、両者が実際に会って話をしたのは生涯にたった2度だけだっにもかかわらず、終生文通をして交流がありました。
 そして、茶山の営んでいた「廉塾」の姿を、波響が想像で描いた画が今に伝わっており、今回はるばる函館の所有者の方から原本と複製が貸し出されてきていました。
 一方は芸州、一方は蝦夷地の人が、現在のような通信手段も無い時代にこれだけの遠距離でありながら、親しい交流があったという点が新鮮な驚きです。
 「廉塾図」のほか、波響が得意とした美人画もあり、これらの画を見るだけでも一見の価値があります。
 (※なお余談ですが、この蠣崎波響は新撰組の永倉新八のいとこにあたるそうです)

 この展示も明後日で会期終了となっていますので、お近くの方はどうぞご覧になってみてください。
 先日につづき、ギリギリの紹介で申し訳ありません。。。


 参考サイト 広島県立歴史博物館HP

   
より大きな地図で 広島県立歴史博物館 を表示

 
 
広島・福山と山陽道 (街道の日本史)広島・福山と山陽道 (街道の日本史)
(2006/07)
頼 祺一

商品詳細を見る




 すみませんが、2日くらいブログ休みます。


いつもご覧いただき、どうも有難うございます。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 歴史ブログへ 
関連記事

テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

ブログランキング
「もののふの心」および歴史的遺産を後世に伝えましょう♪
うさぎ
  ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
カテゴリ
ご注意 ごくたまに、「城」「史跡」「お墓」等の話題が、ドラマ関連やその他のカテゴリとして登録されている場合があります。
月別アーカイブ
最新コメント
FC2カウンター
おきてがみ
お気軽にどうぞ(お返事が遅くなる場合があります)
プロフィール

A☆六文銭

Author:A☆六文銭
ブログテーマ
日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

★当ブログ内の文章、写真等はすべて無断転載禁止です。宜しくお願いします。
★当方と連絡を取りたい方は、下部メールフォームからお願いします。(ご感想はなるべくコメント欄のほうにお願いします)
※Twitter、Facebookはやってません。

最新記事
おすすめ書籍
リンク
RSSリンクの表示
検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。