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山形緊急城攻め(二) 鶴ヶ岡城その1

 現在鶴岡公園になっている鶴ヶ岡城の歴史は古くは室町時代まで遡ります。もともと鎌倉時代の御家人であった武藤氏が大泉荘地頭職として「大泉氏」を称し、室町時代にこの地へ下向して築いた「大宝寺城」が前身と伝えられています。
 その後、戦国時代に最上氏と上杉氏が争奪を繰り返しましたが、関ヶ原合戦後は最上義光が隠居所として整備し、鶴ヶ岡城と改めました。
 最上義光が死去すると最上家では跡目争いがおこり、それが原因で改易されてしまいます。その後信州松代から酒井忠勝が入封し、城を整備します。以後明治維新まで酒井氏十二代の居城となりました。

 残念ながら明治8年に城内の建物はほぼ破却されてしまい、堀の一部や土塁は確認できましたが、当時をイメージしにくくて困りました。お城を象徴する目立った箇所がないのです。
 この日、桜が満開だったこともあり、お城を撮影しにきたはずが、途中から城を撮っているのか桜を撮っているのか正直わからなくなってきました(汗)
 昔の古地図をもとに、無理やり城の痕跡を辿ってみました。なお、鶴ヶ岡城は本丸を二の丸、三の丸が「回」の字に囲む典型的な輪郭式縄張で築かれています。

 
 二の丸西門跡。古地図を参照するとこの左岸の方(致道博物館がある)が三の丸となり、この付近に丸馬出と三日月堀がありました。(現存せず)
 ということは、甲州流の縄張術が一部採用されています。
   鶴岡公園9
 
 
 幅が11~16間ほどある本丸水堀。
鶴岡公園7


 二の丸南西部から本丸「中の御門」方面を見る。この桜が植わっている辺りに昔は渡櫓がありました。
鶴岡公園8


 本丸「中の御門」付近にある大宝館。大正天皇即位を記念して、大正4年(1915年)建築された擬洋風建築の建物。
 中は郷土の偉人を紹介する展示室および鶴岡出身の文学者・高山樗牛(小説『滝口入道』)の生家の一部が復元されています。
鶴岡公園14


   建物を撮影していたら、どこからともなく白鳥が3羽来たのでパチリ(おまけ)
    鶴岡公園22

     大宝館脇の桜(おまけ)
    鶴岡公園6


 大宝館の西側に本丸玄関跡がありました。
鶴岡公園11


 本丸の南西側の隅には渡櫓(御金蔵)がありました。現在は護国神社があります。ちらっと見える石垣は当時のものかどうかは不明。
鶴岡公園15

 
 本丸は総面積2789坪。かつてはここに923坪に及ぶ広大な御殿がありました。
 現在御殿跡には荘内神社があります。酒井氏初代忠次、二代家次、三代忠勝、藩政改革を行った九代忠徳が祀られています。宝物館(有料)が併設されていますが、中はたいした物はありませんでした。
鶴岡公園13(荘内神社)



      荘内神社の斜め向かい側に「藤沢周平記念館」があります。(後述)
      藤沢周平記念館

 
 本丸の北西隅にあった「御角櫓」跡。 櫓台の石組が築かれ、その上に二階建の櫓があったといいます。 
鶴岡公園17


 本丸の西側にあった土塁がよく残っています。
鶴岡公園16


    桜と桃?のコラボ(おまけ)
  鶴岡公園12


       椿も満開でした。(おまけ)
      鶴岡公園10


 写真が多いので、その2に続きます。



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 現在鶴岡公園になっている鶴ヶ岡城の歴史は古くは室町時代まで遡ります。もともと鎌倉時代の御家人であった武藤氏が大泉荘地頭職として「大泉氏」を称し、室町時代にこの地へ下向して築いた「大宝寺城」が前身と伝えられています。 その後、戦国時代に最上氏と上杉氏が...

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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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