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新高山城(四)

 新高山城(三)のつづき

 内容が少々長くなってしまい、すみません。今回で最後です。


 本丸から北側にある「釣井の段」(井戸郭)を眺める、というか見下ろす。本丸とかなりの高低差がありますので、降りるのに急な斜面を下るので少々難儀します。この時、麓から借りてきた竹杖、あるいは登山用のストック(トレッキングポールというらしい)があるととても助かります。転んで怪我などしないよう注意して下りましょう。
 新高山城36


 「釣井の段」に降りたところ。急な斜面がわかりますでしょうか。
 新高山城35

 
 斜面の途中には石垣の痕跡が。
 新高山城34



 説明板。ここには大小6つの井戸跡があります。
 事前に三原市教育委員会へ問い合わせたところ、この城では山上で生活していた形跡があるとのこと。
 いざ籠城となっても、これなら飲み水の確保もOKですね。
 新高山城37


 今でも水をたたえている井戸。
 新高山城39
 新高山城33


 「釣井の段」全景
 新高山城40


 「釣井の段」に咲いていた山桜。7分咲きでしたが、この春最初の「お花見」でした。
 新高山城41


 「釣り井の段」より「ライゲンガ丸」(後方)の土塁を眺める。「ライゲンガ丸」とは一体何なんでしょう???
 新高山城38



 「釣井の段」より斜面を上がって、中の段に戻ります。
 中の段の北側に「船木への下山道」という看板があり、この脇の細い道をまっすぐ行くと、三の丸方面へ行かれます。
 人ひとりやっと通れるほどの道で、落葉が多く滑りやすいので要注意です。
 新高山城42


 「石弓の段」より、西の丸、北の丸を眺める。階段上になっているのがわかりますでしょうか。
 新高山城45


 そのまままっすぐ行くと、西端の「北の丸」に出ました。
 新高山城44


 説明板。
 新高山城43


 ※「北の丸」の南西方向に「堅堀群」があったようなのですが、雑木で覆われてよく見えなかったです。
 北側に「船木への下山道」が続いていたようで、登山風のおぢさんがそちら方面へ消えていきましたが、「道なき道」といった感じで不安でしたので、ここで私たちは「中の丸」へ一旦戻り、元来た登山道を使って下山しました。

 

 【感想】
 自然の地形を活かした山城という印象で、石垣の跡や土塁など遺構もよく残っていて、山城ビギナーにも登りやすいお城だと思います。
 以前登城した、毛利元就の吉田郡山城(100名城)と雰囲気が似ているように感じました。いわば「毛利氏の城」といったところでしょうか。
 非常に堅固な造りの城ですが、幸か不幸か、この城は戦いの現場になることはありませんでしたので、血なまぐさい話などもなく、その点ホッとさせられます。(落武者の霊に遭遇する等の心配がない)
 それから、城の主・小早川隆景ですが、彼も戦やら外交やらでとても忙しい身でしたので、この城で果たしてどれぐらいの期間過ごしたのか気になりました。でも滞在時は山上で過ごしていたようなので、昇り降りが大変だったでしょうね。

 今回、10人くらいの人たちとすれ違いましたが、そのうち3人くらいがお城ファンと思われ、後は「里山歩き」で来られたような感じでした。
 整備されているので登りやすいですが、急な斜面や足場の悪い場所も所々ありますので、山登りに準じた用意をして登るのが賢明です。下山中、急に小雨が降ってきましたので、雨具の用意も忘れないようにしてください。これから気温も上がり、蚊やハチなどの虫も増えそうですから、虫除け対策もお忘れなく。
 冗長な文章で綴るよりも、「百聞は一見にしかず」で、写真を見ていただいた方がわかりやすいと思いましたので、長くなりましたが、ここまで読んでいただいてどうも有難うございました。



 左手が今回登った新高山城。沼田川を挟んで右手が高山城。(今回体調不良により、断念しました)
 新高山城46



 全国の廃城を特集しているムック。私も昨年購入しましたが、とても参考になります。
 「新高山城」もちょっとだけ掲載されています↓↓↓
  
廃城をゆく (イカロス・ムック)廃城をゆく (イカロス・ムック)
(2010/06/28)


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 今後も各地のお城を紹介していくつもりなので、どうぞよろしくお願いします。
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テーマ : 城めぐり
ジャンル : 旅行

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非公開コメント

画像で見ると、とても分かりやすいですね。小生には無理だと思いますが・・・

あまり整備されてしまうと雰囲気が、壊れてしまうし そのままだと怪我人が出そうですし難しいですね。

Re: タイトルなし

酔いどれJohnny様

 おはようございます。コメントどうも有難うございます。

> 画像で見ると、とても分かりやすいですね。小生には無理だと思いますが・・・
>
> あまり整備されてしまうと雰囲気が、壊れてしまうし そのままだと怪我人が出そうですし難しいですね。

 そうですね。最近は整備が進んで、登りやすい山城が増えていますので楽にはなってきていますが。。。

 危険な箇所も多々あるので、自己責任ではありますが、怪我には注意しなければなりませんね。特に雨後は地面が滑りやすく、気を遣います。

山城に登っています

 初めまして、kazusanと申します。
 尾道市で「山城に登ろう会」を主宰しています。会員は現在37人、平均年齢は70歳近くです。広島県内を中心に中国地方の山城に登るのが目的の会ですが、下山後、近隣の史跡・古墳などもめぐります。2003年9月から59回の例会を行い、記録誌も発刊しています。専門知識は皆無に等しいのですが、皆さんと楽しく汗をかいています。

 新高山城へは2003年12月に登りました。また、この地で全国山城サミットが行われたこともあります。

 体調不良の中、よくも丁寧に取材され、感心いたしました。今後のご健闘を祈ります。

Re: 山城に登っています

 kazusan様

 はじめまして。コメントどうも有難うございました。
 ご返事が遅くなり、申し訳ありません。


>  初めまして、kazusanと申します。
>  尾道市で「山城に登ろう会」を主宰しています。会員は現在37人、平均年齢は70歳近くです。広島県内を中心に中国地方の山城に登るのが目的の会ですが、下山後、近隣の史跡・古墳などもめぐります。2003年9月から59回の例会を行い、記録誌も発刊しています。専門知識は皆無に等しいのですが、皆さんと楽しく汗をかいています。
>
>  新高山城へは2003年12月に登りました。また、この地で全国山城サミットが行われたこともあります。
>
>  体調不良の中、よくも丁寧に取材され、感心いたしました。今後のご健闘を祈ります。


 広島県、ひいては中国地方は山城が本当に多いですね。
 山城サークルを主宰されておられるとのことですが、ひとつひとつの城を制覇していくのは大変そうですが、醍醐味もまた格別でしょうね。会員の皆様はちょうど私の親ぐらいのご年齢とお見受けしますが、お元気で山城歩きを楽しんでおられるのは何よりです。
 新高山城もその時は登るのに一苦労でしたが(笑)、今となっては良い思い出となっております。

 お励まし有難うございます。またちょこちょこ更新してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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A☆六文銭

Author:A☆六文銭
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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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