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新高山城(二)

 新高山城(一)からのつづき

 山道をさらに登っていくと、「匡真寺跡」に出ます。
 現地案内板によれば「小早川氏の菩提寺跡で、隆景は、天正5年(1577年)亡父毛利元就の七回忌、亡母妙玖尼の三十三回忌に際して、ここに匡真寺(現在三原市宗光寺)を建立し、法会を盛大に営んだ。
 寺跡は東西41m、南北72mに及ぶ広大なもので、全面に瓦片が散乱し、築庭を思わせる湧水池、築地塀の跡などが残っている」
 説明にもあるように、この寺は後に三原城下に移され「宗光寺」と名を改めますが、このお寺については後述します。
 新高山城17


 庭園の池の痕跡?と思われる水たまり
 新高山城15

 石積の痕跡。この辺りに何らかの建物があったのでしょう。
 新高山城14


 「匡真寺跡」全貌 中央辺りに巨石があり、少々驚きました。
 新高山城13


 永禄四年(1561年)三月下旬、小早川隆景の実父である毛利元就と兄・隆元がこの新高山城を訪問し、数日間滞在しました。(『毛利元就父子雄高山行向滞留日記写』 小早川家文書)
 元就・隆元の滞在中、連日饗応が行われましたが、この石碑には閏三月二日に催された連歌の会の折に詠まれた歌が刻まれています。句の内容から、ここよりさらに上方の本丸内の建物で連歌が行われたと推測されます。
 
 若木より見ん世も久し花の春  元就
 霞の月にかはす松が枝   隆景
 山風はのどかなる夜の明けそめて  隆元


 新高山城16

 山城攻めには「想像力」(あるいは「妄想力」)がないと楽しめません。
 毛利元就、隆元、隆景親子が一堂に会した風景を脳内で蘇らせてみます(笑) 彼らはその折何を語らったのでしょうか。


 ちょうどこの匡真寺跡が中間地点くらいになります。(標高140m)
 新高山城縄張図


 匡真寺跡よりさらに山道を進みます。
 新高山城20


 山道の所々にあるベンチ。地元の方たちが用意してくださったようです。マメに休憩が取れますし、とても嬉しいご配慮です。(^ω^) 有難うございます。
  新高山城19

 

 ゴツゴツとした岩肌の斜面に沿って登っていくと。。。
 新高山城18

 
 「中の丸」の虎口へ。
 DSCF8607_20120412092017.jpg


 さすがにここまで来ると眺望も開けてきます。曇りがちの天気だったのが残念。
 DSCF8609.jpg


 中の丸の案内板
 新高山城21

 
 中の丸より西の丸方面を眺める。中の丸より東側に本丸が、西側に西の丸・北の丸があります。
 土塁も設けられていますので、よく見てみましょう。
 DSCF8638.jpg


 この後、いよいよ本丸へ進みます。
                                            つづく


 いつもご覧いただき、有難うございます。
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テーマ : 城めぐり
ジャンル : 旅行

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非公開コメント

これは

ちょっと、しんどいですね。 土が乾いていれば良いですが、水分を含んでいると「コケそう」です。

まだ肌寒い季節だから良いですけど、シーズンインになると『スズメバチ』が心配になりますね。

Re: これは

 酔いどれJohnny様

 こんばんは。コメントどうも有難うございます。

> ちょっと、しんどいですね。 土が乾いていれば良いですが、水分を含んでいると「コケそう」です。
>
> まだ肌寒い季節だから良いですけど、シーズンインになると『スズメバチ』が心配になりますね。

 そうですね。。。雨の降った後は厄介だと思います。十分注意が必要ですね。
 
 これからの季節、「虫」が増えそうですね。前にアドバイスされていたように、殺虫剤の持参が必至ですね。
 今回広島の墓参でも、すでに「やぶ蚊」がブンブン飛んでいて、閉口しました。
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Author:A☆六文銭
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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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