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「龍馬の写真」はここで撮られた

 東京両国にある江戸東京博物館にて開催中の「龍馬伝」展、なかなか好調のようです。

 開期2日目に行列して見た、有名な坂本龍馬のガラス湿板の写真ですが、そういえばその写真が撮影された場所を3年前に訪ねておりました。

 上野彦馬邸

 長崎市伊勢町の「中島川」のたもとに石碑がありました。
 長崎の中心街からはちょっと離れた場所だったと思います。

 当時長崎で写真師をしていた「上野彦馬」という人のスタジオがかつてこの地にあり、龍馬のあの写真はここで撮影されました。下の写真が上野彦馬の胸像です。
 上野は写真術のパイオニアで、同時代の、後に歴史上の人物ともなる様々な人々を撮影していたことで有名です。あの鳩山首相の曽祖母さんの写真もこの方が撮影したことがあるそうです。

 上野彦馬

 最近の研究で、龍馬の写真は上野のスタジオで撮影されたことは事実のようですが、実際撮影したのは上野本人ではなく、門人だった井上俊三という方だったそうです。
 この井上という人は元々龍馬と同じ土佐の出身だったんだとか。あの小さなガラス湿板は、井上のご子孫の家に伝えられていたそうです。

 3年前、現地を訪れた際はたいした感慨もなく、この石碑を探すのに少々苦労した記憶しかなかったのですが、こうして龍馬を撮影してくれた人がいたおかげで、150年後の私たちは彼がどんな風貌をしていたのか、把握できるというものです。

 なお、最近読んだ本の記述に、龍馬の実像についてこんな記述がありました。

 越前藩士の下山尚が龍馬の風貌について、風采は「閑雅」で話し方は「晴朗」だといっているように、テレビや小説でみられる、礼儀作法に無頓着な自由人風の龍馬と違って、本物の龍馬はもの静かで上品な、話し方も明るくさわやかな印象だったのである。恵まれた家庭でのびやかに、しかししっかりと躾をされて育った青年だったのだ。
   (『坂本龍馬とその時代』 佐々木克著 河出書房新社)


 なるほど。一般の人が龍馬について抱くイメージは、おそらく司馬遼太郎の著作によるところが大きいんでしょうね。
 司馬の作品は物語としては秀逸ですが、あくまでも彼の脳内世界からつむぎ出されたものですので……。司馬が描いた龍馬像が、ひとり歩きしているといった印象です。
 実際の龍馬は、もっと折り目正しいお坊ちゃまという感じだったんでしょうね。

 長崎は龍馬の人生の中でも重要な一時期を過ごした場所であり、各所に龍馬の足跡が残っております。
 以前長崎に行ったときに他にもいくつか撮影してきましたが、ここで龍馬関係は一旦お開きとさせていただき、今度はブログの趣旨であるお城の方に話しを戻したいと思います。
 なお、近いうちに龍馬のふるさと、高知への旅も考えています。人から聞いた話だと、大河ドラマ効果で例年より観光客が増加しているみたいです。

 実は、現在47都道府県制覇のリーチがかかっておりまして、高知を制覇すると無事終了になりますので、高知行きも楽しみにしています。



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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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