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堀尾忠晴の墓

 松江城から南へ約2kmほどの松江市栄町というところに松江開府の祖・堀尾氏の菩提寺「圓成寺」があります。
  圓成寺

 関ヶ原合戦後、出雲・隠岐24万石に配せられた堀尾吉晴ははじめ月山富田城へ入りますが、その後松江へ移るにあたり、富田にあった菩提寺を松江に移し、「瑞応寺」を建立します。開山は吉晴と共に浜松から移ってきた春龍和尚という人で、この方は「松江」の命名者とも伝えられています。
 その後、堀尾氏は吉晴の孫である三代・堀尾忠晴が後嗣なく亡くなったため、「お家断絶」となり、その後入封した京極忠高によって「瑞応寺」は春龍和尚の別荘があった現在の場所に移され、忠晴の法号にちなんで寺名を「圓成寺」と改めます。
 後述しますが、堀尾氏は三代で断絶してしまうため、松江で堀尾氏を偲ぶことのできる唯一の場所となっています。

 こちらのお寺に、三代・堀尾忠晴(1599~1633年)のお墓があると聞いて、お参りしてきました。
 忠晴の墓は本堂の裏手の方にひっそりとありました。墓所の門前には「松江開府400年祭」の幟旗が閃いていました。
  堀尾忠晴の墓3

 堀尾忠晴は慶長4年に、二代堀尾忠氏の子として生まれますが、慶長9年に父の忠氏が蝮にかまれて急死してしまった時、忠晴はまだ数えで6歳だったため、すでに隠居の身であった祖父・吉晴が藩政を見ることになります。
 慶長16年、忠晴ははじめて江戸へ参勤し、二代将軍・徳川秀忠より「忠」の字を賜り、諱を「忠晴」と名乗るようになります。
 忠晴が参勤から帰国した直後、やっと一人前になった孫を出迎え、安心したのでしょうか、忠晴の後見人であった吉晴が亡くなってしまいます。

 その後の忠晴の事績はあまりよくわからないようです。
 寛永10年(1633年)に病のため江戸で死去。享年35歳という若さでした。跡継ぎの男児がなかったため、堀尾家は三代で無嗣断絶してしまいました。
 夫人は奥平家昌の娘・ビン姫〈徳川秀忠養女・家康の曾孫)で、夫の死後実家の奥平家へ戻りました。娘が一人おり、後に石川廉勝(近江膳所藩の世嗣)に嫁ぎました。
 堀尾吉晴の墓1

 墓前の水鉢に刻まれていた堀尾家の家紋。もともと堀尾氏の家紋は「抱き茗荷」でしたが、豊臣秀吉から「分銅紋」を拝領し、吉晴はこれを旗印にも使用していたようです。
 孫の忠晴の代には、右側の「六目結」を多用していたそうです。
   堀尾忠晴の墓2

 なお、「圓成寺」には忠晴夫妻の木像が安置されております。
 この他、京都にある春光院、東京・文京区の養源寺にも忠晴のお墓〈供養塔?)があるようなので、今度機会があれば行ってみたいと思います。


   
より大きな地図で 円成寺 を表示

 
  松江400年祭キャラクター「あっぱれくん」
 あっぱれくん
 堀尾公がせっかく松江城を築いたのに、孫の代で断絶とは気の毒じゃのう。。。合掌
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
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歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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