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板垣退助の墓

 土佐藩つながり、ということでご紹介したい有名人のお墓があります。

 先日紹介した立会川より少し品川方面に戻りますが、京急新馬場駅の近くに品川神社という古くからある神社があります。

品川神社

 この神社の境内の裏に、明治の元勲のひとり・板垣退助の墓がひっそりとあります。

板垣退助の墓

 板垣のお墓ですが、神社の敷地内にあるのではなく、元々は「高源院」というお寺が神社の裏手にあり、彼のお墓もその寺の一角にあったわけですが、関東大震災後に寺が世田谷のほうへ移転してしまい、板垣一家のお墓のみこちらに残されたということです。
 寺の跡地はその後中学校になってしまったので、板垣のお墓へ行くには品川神社の境内を通るしか道がありません。
 神社側も本来自分の敷地ではないのに、便宜上参詣できるよう配慮しているのは、なかなか見上げたはからいだと思います。

 板垣退助は坂本龍馬とは違い、土佐藩でも上士の出であり、戊辰戦争では大いに功をあげました。
 明治維新政府にも参議として加わりますが、明治6年政変で下野し、その後同じ土佐出身の後藤象二郎などとともに「民選議院設立建白書」を建議しますが、それが却下されると、高知で「立志社」を設立します。
 こうして、板垣は自由民権運動の道へと入っていきますが、明治14年に国会開設の詔が発せられると「自由党」を結成し、自らは党首に就任します。

 全国遊説のさなか、明治15年岐阜での遊説中に暴漢の襲撃を受けます。この時の有名な言葉が
「板垣死すとも自由は死せず」です。(もっとも、この言葉は実際彼が口にした言葉ではないそうですが)

板垣死すとも

 下の銅像の写真は、2年前に岐阜で撮影したものです。

板垣退助像

 その後は紆余曲折あって、総理大臣に就任したり、大隈重信とともに初の政党内閣を組織したり、国政に尽力しました。

 彼の事績を読みますと、政界引退後は競馬会の会頭をしたりして悠々自適だったんだとか。(かなりの馬好きだったようです)
 そして、大正8年83歳をもって他界し、この地に葬られました。


 板垣について特筆すべき点は、やはり龍馬とは違って幕末の激動の最中を生き延びましたし、維新後の政治にも参画できたことです。
 明治6年政変後、西郷隆盛や江藤新平などとは袂をわかち、自由民権運動(それなりに限界はありましたが)の道へと進み、立憲政治の礎を築くなど、次への時代を切り開いていった事は高く評価されると思います。
 それなりに世渡りなども上手な人だったんでしょうね、きっと。

 明治の元勲の中でも、充実した人生を送り、天寿をまっとうしたうちの一人ではないか、と思われます。

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