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春日山林泉寺 上杉家および家臣の墓

 直江兼続夫妻の墓がある春日山林泉寺はもともと越後・春日山(新潟県上越市)にあった上杉家の菩提寺です。しかし、上杉家が会津を経て米沢に移ったことから、寺も移されることになりました。しかし、寺丸ごと引っ越したわけではなかったようで、春日山の林泉寺も一度衰退したものの再興されて今に続いています。

 参考サイト⇒春日山林泉寺ホームページ
         上越・春日山林泉寺ホームページ

 さて、林泉寺の墓域は広く、上杉家の方々が眠る廟所と、家臣のお墓があります。その中から、名を知られている人の墓を一部紹介します。お墓には「○○の墓」と明記されているところが多いので、安心して参詣することができます。
 なお、寺の境内に立ち入るのに100円、本堂(本尊や上杉家の位牌を安置している)を拝観するのに別途300円納めたような記憶があります。

 上杉家廟所
 林泉寺・上杉家廟所


 仙桃院の墓  上杉謙信の姉で、長尾政景に嫁して二代・景勝を生む。
           慶長14年2月、米沢城内にて死去。享年82歳。当時としては長生きされたほうだと思います。
 仙桃院の墓

 
 菊姫の墓   武田信玄の娘で上杉景勝正室。信玄亡き後、長篠合戦で兄・武田勝頼は織田・徳川連合軍に敗北し、それまでの外交方針を転換して上杉家と「甲越同盟」を結ぶことになります。それに伴って菊姫は上杉景勝のもとへ嫁ぐことになりました。
 残念ながら景勝との間に子は出来ませんでしたが、武田信玄の娘ということで上杉家でも丁重に扱われていたようです。
 豊臣秀吉の命により人質として京へ上り、亡くなるまで伏見の屋敷で暮らします。慶長9年(1604年)に夫に先立ち42歳で死去。京の妙心寺塔頭に葬られましたが、後に林泉寺へ改葬されました。
 彼女の同母兄である仁科盛信の墓参りをしていますので兄妹の墓参りをしたことになります。
 過去記事⇒仁科盛信の墓
         武田信玄の墓


 菊姫の墓


 媛姫(はるひめ)の墓   会津藩主・保科正之の娘で、三代藩主・上杉綱勝の正室。
 媛媛の実母・お万の方は夫・正之の妾腹の娘・摩須が大藩である加賀前田家に嫁ぐにあたり、実娘よりも家格が上に嫁入りすることに腹を立て、妬み心から祝宴の席でこれを毒殺しようとして、手違いで実娘である媛姫に毒があたってしまい、19歳という若さで亡くなってしまいました。
 父である正之は娘の早すぎる死を悼み、大きな墓を建てたといいます。
 6年後、夫である綱勝が跡継ぎを残さずに早死にしたため、通常ならお家断絶になるところを、老中であった保科正之の口添えで改易は免れ、30万石から15万石に減知されての存続が許されました。
 媛姫の墓


 お豊の方の墓    九代藩主・上杉鷹山(治憲)の側室。四代藩主・上杉綱憲の六男・勝延の娘。 
 夫である鷹山には正室がいましたが重度の障害者で早世したため、お豊は事実上の夫人となります。
 鷹山より10歳も年上の「姉さん女房」でしたが、文字通り「内助の功」で夫を支えます。81歳まで長生きしたそうです。
 なお、伝国の杜・上杉博物館内の「上杉鷹山シアター」では女優の紺野美沙子さんがお豊の方を演じています。
 お豊の方の墓



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 武田信清の墓   武田信玄の六男(あるいは七男)。武田家滅亡後、高野山へ身を隠していたといいますが、姉である菊姫の縁を頼り越後の上杉家へ逃れます。上杉景勝は信清に3000石の知行をもって遇したといいます。
 以後、子孫も代々上杉家家臣として仕え、現在に続いているということです。
 上杉景勝の懐の深さがしのばれます。
 武田信清の墓


 甘糟景継の墓  越後上田衆・登坂加賀守清高の子として生まれるが、後に上杉謙信の命により甘糟家を継ぐ。
            徳川家康の会津征伐の折、守っていた白石城を留守にしていたところを伊達政宗の軍に急襲され、城を奪われたために主君である上杉景勝の不興を買ったともいわれます。槍と大刀の名手であったそうです。
 甘糟景継の墓

 
  その他、林泉寺にはまだまだ多数の家臣の墓がありましたが、長くなりますので、また機を改めて紹介したいと思います。 


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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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