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標茶町郷土館/釧路集治監本部跡

 昨日のエントリーで展望台から眺めた塘路湖の湖畔に、洒落た洋風の建物があります。外壁はあわいブルーで塗られています。
 標茶町郷土館です。
 標茶町郷土館1

 その外観から、昔この辺のお金持ちでも住んでいたような建物に思えますが、実はこれ、明治時代の釧路集治監(刑務所の前身)の本館として使用されていたのだそうです。建物は明治19年に建てられたそうで、昭和61年に元あった場所から塘路湖畔に移築復元されたということです。
 現在は標茶町の歴史を辿る資料館になっております。
 
 中へ入ってみますと、いきなり廊下に大木をくり貫いて造ったような小舟がありました。塘路湖で使用されていたんですかねえ?
 標茶町郷土館5

 そして、やっぱり生き物の剥製が・・・。今回の旅ではあちらこちらで剥製を見ましたが、ちょっともうおなか一杯という感じです。。。
 その他、ある部屋にはドアを開けた途端、部屋中昆虫の標本が飾ってあって、私は虫が苦手なので入らずにすぐドアを閉めてしまいました。。。
 標茶町郷土館2

 二階の出窓のある部屋。釧路集治監の歴史に関する展示室になっていました。
 釧路集治監に収容されていた囚人たちは、鉱山で硫黄採掘にあたったり、硫黄を運搬する釧路鉄道や道路の敷設、以前紹介した太田屯田兵村の建設など、厳しい労役を課せられていました。
 厳しい環境で重労働に従事させられていたため、囚人らは次々と病に倒れ、死亡する者が後を絶たなかったそうです。
 集治監には殺人犯など重罪人が多く収容されていたそうですが、彼らの犠牲によって北海道の開拓は進んだのでした。
 なお、大津事件でロシア皇帝・ニコライ2世を襲った犯人である津田三蔵もここで労役に服していたそうです。
      標茶町郷土館3

 建物の模型。その他、郷土館にはアイヌ関係の資料や、古道具等の民俗資料が多く収蔵されていました。(すべて撮影OKだそうです)
 標茶町郷土館4

 郷土館に隣接して、塘路駅逓の建物がありました。もともとは漁業番屋で、明治28年(1895年)頃から昭和3年(1928年)まで駅逓として使用されていました。その前に見た奥行臼の駅逓よりも粗末な造りでした。
 塘路駅逓


 郷土館の学芸員さんに聞いたところ、ここから約20キロ北上した標茶町にある標茶高校の敷地に、集治監の建物がもう一軒残っているといわれました。
 よく聞くと、標茶高校の敷地が元集治監の跡地なのだそうです。
 高校へ電話してみると、職員の方が出られ、見学OKということなので車を走らせて行ってみることに。

 標茶高校へ着きました。高校としてはかなり広い敷地でした。なお、明治18年(1885年)に設置された釧路集治監は明治34年(1901年)には廃止(機能を網走へ移転→網走刑務所の設置)され、跡地には軍馬補充部川上支部が置かれたそうです。
 標茶高校4

 高校の職員の方の案内で、集治監の書庫として使用されていた建物を見学させていただけました。
 前日、高校は夏休みに入ったばかりで生徒さんの姿はなく、ご迷惑がかからなくて幸いでした。
 標茶高校1

 現在、この建物は標茶高校の記念館として使用されています。
 一階部分には、軍馬補充部時代のものと思われる鞍などの道具が置かれていました。
 標茶高校2
 
 二階部分は標茶高校の歴史を辿る写真などの資料が展示されていました。
 標茶高校3


 親切に対応していただいた職員の方にお礼を言って辞去しました。そろそろ、帰りの飛行機に乗る時間が近づいています。あと二回くらいで北海道の旅は終わりです。
 長くなってスミマセン~。
 
 
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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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