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原田芳雄さん死去

俳優の原田芳雄さん死去=個性派、映画やドラマで活躍
時事通信 7月19日(火)15時3分配信

 野性的な魅力で映画やドラマで活躍した俳優の原田芳雄(はらだ・よしお)さんが19日午前9時35分、肺炎のため死去した。71歳だった。東京都出身。葬儀は22日正午から東京都港区南青山2の33の20の東京都青山葬儀所で。喪主は長男でミュージシャンの喧太(けんた)氏。
 高校卒業後、会社勤務を経て俳優座に。1968年の「復讐の歌が聞こえる」で映画デビューした。精悍(せいかん)な容貌を生かして、はぐれ者やアウトロー的な役柄で魅力を発揮。「八月の濡れた砂」「竜馬暗殺」「祭りの準備」などの作品に出演し、1970年代の日本映画を代表するスターの一人となった。
 80年代以降も「ツィゴイネルワイゼン」「どついたるねん」「浪人街」「父と暮せば」など、メジャー、マイナーを問わず数々の問題作、話題作に出演。主役から脇役までをこなす個性派俳優としての地位を確立した。晩年は温厚な父親役や老人役なども演じ、演技の幅を広げた。
 他の出演作に映画「柳生一族の陰謀」「原子力戦争」「われに撃つ用意あり」「奇跡」、テレビドラマ「冬物語」「美味しんぼ」「義経」「高校生レストラン」など。
 16日から公開中の主演作「大鹿村騒動記」の完成後、腸閉塞と誤嚥性肺炎を併発して入院。11日の完成披露試写会に出席したのが、公の場に姿を見せた最後となった。





 工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工
 原田芳雄さん、演技派で素敵な俳優さんでいらっしゃいました。つい最近、テレビのトーク番組に出て、共演者と談笑していたのを拝見したときはお元気そうだったのですが・・・。今日訃報を聞き、享年71歳、まだまだ一花二花咲かせられるご年齢なのに・・・と残念でなりません。
 直接の死因は「肺炎」だったとか・・・3年前くらいに癌の手術を受けていたそうですが、一度は克服したということでしたが、ひょっとしたら他の箇所へ転移していたのでしょうか。

 原田さんは長い芸歴で、数々の作品に出演されていらっしゃったのですけれども、私が最初に原田さんに出会ったのは、やはりNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で、最上義光を演じられたときでしたね。
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 最上義光は伊達政宗の母親・義姫の実兄であり、実の伯父にあたるにもかかわらず、政宗を翻弄しつづけるというどちらかというと悪役だったんですが、このアクの強い複雑な役柄を原田さんは見事に演じられました。
 最後は政宗と和解とまではいかなくてもお互い理解しあって・・・という所で劇中で死ぬのですが、権謀術数、孤独な武将像をよくとらえていらっしゃったと思います。妹役の岩下志麻さんとの掛け合いも良かったです。
 以前、山形へ行ったとき、「最上義光記念館」というところへ寄ったのですが、そこではアンケートをとっていて、「最上義光役にふさわしい俳優さんを挙げてください」という設問があり、まよわず「原田芳雄さん」と書いてきたものです。
 若い世代の方で同作品をご覧になっていない人や、当時見ていなかった方もレンタルで出ていますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

 山形城内にある最上義光像
 最上義光像

 

 原田さんがお出になった映画はほとんどDVD等で見ることが多かったのですが、劇場へ行って見たのが黒木和雄監督作品「父と暮らせば」でした。神保町にある岩波ホールまでわざわざ出かけ、拝見したものです。
 この作品では、娘役の宮沢りえさんの恋路を心配する、優しいお父さんの役(原爆で死んだ幽霊なのですが)を演じられました。
 若いころの原田さんはアウトサイダー的な個性の強い役柄が多かったのですが、最近はこのような温和な父親役などもされて、新境地を開いたようにお見受けしました。
 (今朝になって思い出しましたが、黒木監督の戦争三部作では「TOMMOROW 明日」も原田さんは脇役でしたが、これも劇場で拝見しました)
 
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 最近の俳優さんはみんな線が細くて、原田さんのような野生的な風貌の男性は本当に見かけなくなりました。
 いろんな作品にお出になったので、コレが一押しというのはなかなか難しいのですが、原田さんが坂本龍馬を演じた「竜馬暗殺」は鮮烈で、奇妙な味わいの作品だったのでことさら印象に残っています。(うちではDVDで持ってます)
 原田さんは故・黒木和雄監督作品の常連でもありましたね。
 
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 ここ最近のテレビドラマですと、2年前くらいにNHKで放映した「火の魚」というドラマもとても味わい深い作品でした。文芸作品でしたが、もう一度見たいので、ぜひ再放送してもらえないですかね。

 ※追記 明日7月21日(木)午後10時より、NHKBSプレミアムで原田さんを追悼して再放送されるようです。ぜひお見逃しなく。
 「火の魚」公式サイト

 また良い役者さんが一人逝かれてしまい、寂しさを感じます。ご年齢的にも、老境にさしかかった役柄も期待されただけに、早すぎる死が惜しまれます。
 年を重ねられても骨太な男気が感じられ、カッコいい方でした。気さくなお人柄で、面倒見も良かったと聞いていますから、俳優仲間の皆さんもさぞかしがっかりされていることと思われます。
 原田さんのご冥福を心よりお祈りいたします。数々の作品で楽しませていただき、本当に有難うございました。
 (泉州堺紀行の途中ですが、すみません)

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ジャンル : テレビ・ラジオ

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本当に残念!

惜しい俳優さんを亡くしました。
最近のテレビでの「白洲次郎」や「不毛地帯」でも活躍していましたのに、急なことでした。
自分の主演作が封切られるのを見届けてから亡くなるなんて、役者魂を見た思いです。
「白洲次郎」の時(吉田茂の役)も原田さんの病気で最終回が延びたことありました。
あの時すでに患っていたのですね。

「最上義光」はハマリ役でした。
あの役、最初は松田優作にオファーがあったそうです。
私も近いうちに自分のブログでも書くつもりですが、もう1つ松田が断って原田さんが受けた役があります。

当然かもしれませんが、山形では伊達政宗より義光の方が人気あるようですよ。

Re: 本当に残念!

> 惜しい俳優さんを亡くしました。
> 最近のテレビでの「白洲次郎」や「不毛地帯」でも活躍していましたのに、急なことでした。
> 自分の主演作が封切られるのを見届けてから亡くなるなんて、役者魂を見た思いです。
> 「白洲次郎」の時(吉田茂の役)も原田さんの病気で最終回が延びたことありました。
> あの時すでに患っていたのですね。

 柴様
 おはようございます。コメント有難うございます。
 「白洲次郎」を撮影中、癌の手術をなさったんでしたよね、たしか。
 実はその時、医師から余命宣告を受けていたのだそうです。ですから、ご本人も覚悟はされておられたのでしょうかね。


> 「最上義光」はハマリ役でした。
> あの役、最初は松田優作にオファーがあったそうです。
> 私も近いうちに自分のブログでも書くつもりですが、もう1つ松田が断って原田さんが受けた役があります。
>
> 当然かもしれませんが、山形では伊達政宗より義光の方が人気あるようですよ。


 松田優作とは仲良しで、桃井かおりさんと三人でよく飲んだりしていたみたいですね。
 松田さんの代役で出たもう一つの作品は、「西部警察」のゲスト出演でしたかね。松田さんが渡さんを撃つ役はやりたくないとかで、代わりに原田さんがお出になったと。
 以前、何かのテレビ番組で見たような記憶があります。(間違っていたらスミマセン)

さすが!

A☆六文銭さんは何でもよくご存知ですね。
「西部警察」アタリです。
原田さんは最終回で大門部長刑事(渡哲也さん)を殺しちゃう役でした。

それにしてもいろんなDVDをお持ちなんですね~。
原田、松田、桃井そろい踏みの「竜馬暗殺」モノクロの暗い映像だったのを覚えてます。

Re: さすが!

> A☆六文銭さんは何でもよくご存知ですね。
> 「西部警察」アタリです。
> 原田さんは最終回で大門部長刑事(渡哲也さん)を殺しちゃう役でした。
>
> それにしてもいろんなDVDをお持ちなんですね~。
> 原田、松田、桃井そろい踏みの「竜馬暗殺」モノクロの暗い映像だったのを覚えてます。

柴様
 こんばんは。コメント有難うございます。
 松田優作さんは「太陽にほえろ」で石原プロと関係がありましたから、ああいう役は躊躇しちゃったんでしょうかね。

 「竜馬暗殺」は黒木監督のお気に入りの役者さんが揃って、原田さんが異色の竜馬像を演じてました。かなり「濃い」竜馬で、初めて見たときは驚きましたけどもね(笑)
 特に桃井かおりさんは長年親交があったので、盟友原田さんの死にはとても悲しんでおられることと思います。
 
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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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