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箱館奉行所(三)

 つづき

 前にも書きましたが、復元された箱館奉行所は当時の建物の3分の1に留まりました。下の写真は奉行所の図面ですが、青い部分が復元された箇所で、本当はもっと広い建物だったことがわかります。
箱館奉行所全体図

 奉行所の裏側。この辺には奉行の役宅が続いていたはずだった。
箱館奉行所外観3

 奉行所向って左側より。この辺には「白洲」があった。奉行所にとって、裁きの場である「白洲」は重要や役割の場所だったはずですが、建築基準法等の制限により復元されなかった。
箱館奉行所外観2

 この辺りも本来は長屋や板庫があったはずだが、復元は見送り。
箱館奉行所外観1

 なお、奉行所の周囲にあるアカマツは、当時建物に沿って植えられていたので、赤松の配置を見ると奉行所のおおよその範囲がわかります。

 最後に越前産の赤瓦。昔は瓦の一枚一枚が色むらが出来てしまうのが当たり前でしたが、現代では機械化生産によりすべて均質な色合いの瓦が出来るのが当たり前。ですので、往年の雰囲気を出すために塗り薬等を調整し、わざわざ色合いの異なる瓦を数種制作し葺いたそうです。大変手間がかかっております。
 箱館奉行所太鼓櫓


 以上見てきたように、多くの専門家、職人が結集し、手間暇かけた復元工事がなされたわけで、多額の費用もかかったことからここまで復元できれば良しとしなければならないのかもしれません。
 ただ、もし今後さらに他の箇所も復元可能な条件が整ったなら、ぜひともお願いしたいものです。
 私的には少々物足りなさも残りましたが、函館に新たな観光の目玉が増えたことは大変喜ばしいことで、この日もGW中とあって多くの観光客が訪れていて何よりでした。


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Author:A☆六文銭
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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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