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追悼 長門裕之さん

 俳優の長門裕之さんが亡くなりました。今日、お通夜が執り行なわれたそうです。
 長門さんといえば、かつての日活のスターであり、存在感のある俳優人生を送られてきました。いつも何かしらのドラマや映画に出ておられたので拝見する機会も多く、長門さんの訃報を聞き一抹の寂しさを感じます。

 数多くの映画、ドラマに出演された長門さんですが、私が最初に彼を拝見したのは小学1年のとき見た「ガラスのうさぎ」という戦争映画でした。主人公のお父さんの役を演じておられました。
 それから次に長門さんの存在を意識したのは、大河ドラマ「徳川家康」の中で、家康の家臣である本多作左衛門の役で出ておられた時のことです。本多作左衛門は「鬼作左」と呼ばれた剛毅な武将で、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という「日本一短い手紙」で知られた人です。
 NHKで放映していた「シャーロックホームズの冒険」でワトソンの声の役をやっていたり、民放のドラマでもいつも何かしら出ておられました。悪役から良い役まで、幅広く器用に演じることの出来る方だったように思います。

 長門さんの若い頃を私はほとんど知りませんが、坂東妻三郎主演の「無法松の一生」で子役で出ておられたというのですから、芸歴は相当長いということですね。私はこの作品を以前テレビで放映されていたのを見たことがあります。
 やがて、日活に入社され、「太陽の季節」で主演し、この作品で後に奥さんとなる南田洋子さんと知り合います。
 若手スターとして歩みはじめた長門さんですが、後輩の石原裕次郎に人気の面で追い越されていってしまったといいます。それでも、今村昌平監督の「豚と軍艦」に主演するなど良いお仕事をされたそうです。

 長門さんが幼少の頃、何故か女優であった母親から冷たくあしらわれて、母親は弟の津川雅彦さんばかり贔屓し、辛い思いをされたそうです。だからこそ、慈母のような南田さんと出会えて、長門さん自身救われた思いだったのではないでしょうか。だからこそ、最愛の彼女を喪った時の長門さんの悲しみは相当深かったに違いありません。

 それにしても、相思相愛のご夫婦で、奥さんのほうが先に逝ってしまうと残されたご主人が急に弱って、後を追うようなケースを巷でもよく聞きます。有名なところでは俳優の西村晃さんや作家の城山三郎さんなどもそうだったと思います。
 逆に、ご主人を先に見送った奥さんはピンピンしていて、その後も長生きされることが多いです。
 こうしてみると、男の人のほうが精神的に脆いのでしょうかね。

 夫人の南田さんが認知症のような症状で闘病されている様子を某テレビ局のドキュメンタリーで公開した長門さんでしたが、私はあの時、あまりにも南田さんが痛々しくて、このようにテレビで「さらし者」にすべきではないと思いましたが、今になってみると、ああやって他人様に広く知ってもらうことで長門さんご自身、心の均衡を保っていたのかもしれないな、と思ったりしています。
 記者会見を見ると、いつも「洋子、洋子」を連発されていたので、包容力のある奥さんに終始甘えていたのでしょうね。私生活では色々あったようですが、奥さんにはついぞ頭が上がらなかった。長門さんは奥さんのことを深く愛していたのでしょう。
 
 最後の最後まで仕事が途切れずにおありで、これは俳優として幸せなことだったと思います。長きにわたり、存在感のある演技で楽しませてくださって本当に有難うございました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
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歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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