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細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション(東京国立博物館)

 先日、東京上野にある「東京国立博物館」へ行ってきました。
 現在、平成館にて特別展「細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション」展を開催しています。
 公式サイト (←クリックすると、リンク先へ飛びます)

細川家の至宝展

 
  この特別展は、肥後熊本藩・細川家初代藤孝(幽斎)の没後400年と永青文庫設立60年などを記念して企画されたということです。
 激動の戦国時代を生き抜き、古今伝授や能・茶の湯など中世文化を継承してきた細川家に伝わる国宝8点、国重要文化財27点を含む美術品や歴史資料など約280点が展示されております。

 細川家に伝えられたお宝を保管・管理している東京目白にある永青文庫自体は3,4回ほど行った事があるのですが、そちらは小さい建物ですので、展示可能な品数は自ずと限られています。
 
 永青文庫
永青文庫


 今回の特別展には個人的にちょっとした感慨がありました。

 昨年初秋に、私はアメリカのサンフランシスコへ行ったのですが、その折、ちょうどアジア美術館「Lords of the SAMURAI」という特別展をやっていたんですね。

アジア美術館

 これをたまたま観にいったのですが、展示物が日本の永青文庫からわざわざ空輸してきた美術品、歴史資料だったんですね。まさか、アメリカでこのような展示を見られるとは思いもよりませんでした。

 細川家当主の甲冑であるとか、刀、絵画等いろいろあったのですが、サンフランシスコの人々が多数見学に訪れていて、さほど広いとは言えない展示室には熱気が感じられました。
 私的には、宮本武蔵の「五輪書」であるとか、細川ガラシャゆかりの南蛮寺の九曜紋入り鐘などが印象に残りました。

 そして、今回の東博での特別展。
 アメリカで見た武蔵の「五輪書」と九曜紋入りの鐘に再び巡り会ったのです!(他にも甲冑などがありましたが)まさに奇遇だと思います。
 でも、アメリカの方は五輪書の五巻ともすべて巻物が広げられて、内容が見えるようになっていましたが、今回の展示では、広げられていたのは一巻のみでしたが。。。

 第一部(細川家の歴史)で私的に注目したのは、織田信長直筆の文書や、本能寺の変の際の明智光秀が細川幽斎・忠興親子に宛てた書状などでした。
 また、細川ガラシャのコーナーでは、ご年配の、特に女性の見学客の人だかりが出来ていました。彼女の悲劇的な生涯は、400年後の現代に至ってもなお人々の心をゆさぶる何かがあるのかもしれません。

 私などはどうしても、古文書や甲冑などに目が行ってしまいます。
 茶器などの展示もたまに美術館で見ますが、どうも茶の湯のたしなみがないせいか、見方がよくわからないのですね(笑)かの千利休ゆかりの品なども展示してありましたが。

 第二部の方では細川元首相の祖父で、永青文庫を設立した故・細川護立氏のコレクションが展示がされています。近代絵画や仏像などに関心のある方にはおススメです。
 細川護立氏という方は、若い頃から骨董・美術品に関してかなりの目利きだったようで、色々な美術品を買い集めていたようです。
 また、この護立氏の努力のおかげで、細川家の貴重な由来品は散逸することなく維持・管理が進められたそうです。
 やはり財団を設立し、伝来した貴重な品々の散逸を防いだ尾張徳川家などもそうですが、そういうヤル気のある当主の方が輩出しないと、旧大名家のお宝の維持・管理はとてもなしえないのでしょうね。

 同展は6月6日まで。なお、この後、来年は京都国立博物館、再来年には九州国立博物館を巡回する予定だそうです。


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ジャンル : 学問・文化・芸術

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大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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