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その他高遠城下町史跡

 高遠城および周辺史跡についてちんたら書いてきたら、半月くらい時間がかかってしまいました。高遠城の桜は数日前にすっかり散ってしまったとか。今日のエントリーでおしまいにしたいと思います。
 ほとんどの観光客がお城の桜を見たらそのまま車で帰ってしまいそうですが、実は高遠城周辺にある寺町は火急の際には軍事拠点にもなりうる位置に築かれています。寺町も広義でいえばお城の縄張りに入るということです。これは他所の城下町にも言えることなので、私は出来る限り省略せずに見学するようにしています。


樹林寺(真言宗)
 関ヶ原合戦後の慶長6年(1601年)下総多胡城主・保科正光が高遠へ転封を命じられた際に、下総にある同名の寺の本尊である「夕顔観音」を写し造らせて本尊とし、観音堂の下の土を高遠へ運んで、高遠城の「鬼門」にあたるこの位置に寺を築きました。以後、高遠藩の祈願寺となります。
 寺の境内には保科松平家のご子孫が築いた保科正之の顕彰碑と正之の生母・お静の供養塔がありました。
お寺の位置は桂泉院などがある城の北東側・月蔵山の麓方面にあります。
 樹林寺

満光寺(浄土宗)
 天正元年(1573年)に開山。高遠藩主内藤家の菩提寺。鐘楼門は延享元年(1744年)に三州長篠の大工・菅沼貞次によって造られた。伊那市指定有形文化財。
満光寺鐘楼門

 山門を入るとすぐに、「極楽の松」がある。武田信玄の遺命により、その弟である逍遙軒信綱(信廉)が自ら高遠城内にあった松を移植したといわれる。いつの頃からか、この松を一目見れば極楽へ往生できるといわれるようになった。
満光寺極楽の松

 本堂左手のほうに内藤家の墓所がありました。
内藤家墓所

寺は城の北西部、前に紹介した蓮華寺や建福寺などがある杖突街道沿いにあります。



伊沢修二生家
 伊沢修二(1851~1917)は高遠藩士の子として生まれ、後に東京音楽学校(現・東京芸大)初代学長、貴族院議員を務めた。
 伊沢家は下級藩士で、修二の父は祐筆を務めていたという。小さな家屋です。
藩校・進徳館の前の道を城の入口を右に見ながら通り過ぎ、20mくらい進んだ先の左手奥にあります。
伊沢修二生家


みやげ「高遠まんじゅう」
 天正時代にはじまり、後に藩主内藤家が将軍への献上や大名家へ贈答品として贈ったという歴史ある銘菓。
 甘さ控えめであっさり食べられます。町内には高遠まんじゅうを作っている菓子店が数店あります。
高遠まんじゅう

 
 以上見てきたとおり、高遠はお城と周辺の史跡巡りで一日もあれば余裕で回れます。町内には日帰り温泉施設もあるようです。
 いささか冗長になりすぎましたが、最後までご覧いただき有難うございました。


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此方が、伊沢 修二生家ですね。
良い雰囲気の御家ですね 近くに行く際は是非寄ってみたいです。
教えて戴き 有難う御座いました。

Re: 故・伊沢修二氏

 酔いどれJohnny様

 こんばんは。コメントどうも有難うございます。

> 此方が、伊沢 修二生家ですね。
> 良い雰囲気の御家ですね 近くに行く際は是非寄ってみたいです。
> 教えて戴き 有難う御座いました。

 いえいえ、どういたしまして。たまたま高遠城へ行ったときに寄り道しましたが、城の近所とはいえ道から一本入った奥まったところにあり、注意していないと気づきません。
 雑司ヶ谷霊園は10年?くらい前に行ったきりなので、また再訪してみたいと思います。(あまり近いとかえって行かないものですね。。。苦笑)
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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
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歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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