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「助さん」(佐々宗淳)の墓

佐々宗淳の墓2


 TBS時代劇「水戸黄門」ですが、若干書き忘れたことがあったので付け足しておきます。私、二十歳ぐらいの時に家族の者と京都太秦の映画村へ行ったんですが、その時ちょうど「水戸黄門」の撮影をしていたんですね。ご老公一行に会えるかな、と思いましたが、結局拝見できたのは「飛猿」役の野村将希さんだけだったんです。
 先ほど、夜8時から久しぶりにドラマを見てみました。水戸黄門は里見浩太朗さんですが、お供の「助さん」「格さん」が新配役になったというのは聞いていました。
 今回、お墓を紹介する「助さん」は、なんと東幹久さんになっていました!ちょっとビックリのキャスティングではありますね(笑)。見たところ、まだ役が板についていないという印象でしたが、これから徐々に馴染んでいかれるのではないか、と思います。
 私がよく見ていたのは、里見さんやあおい輝彦さんが「助さん」だった頃ですので、あれから随分時間が経ったのだなあとつくづく思いました。

 さて、「助さん」のモデルになった、徳川光圀の家臣・佐々宗淳(介三郎)のお墓です。常陸太田市の「正宗寺」内にあります。
 佐々宗淳の家は、戦国~安土桃山時代の武将で、豊臣秀吉の命により切腹させられた佐々成政の姉の子孫だということです。

 宗淳の父親はもともと、肥後熊本の加藤清正の家臣だったといいますが、二代忠広の代に加藤家が断絶し、その後、讃岐高松の生駒家に仕官しました。
 しかし、その後生駒家でお家騒動があり、それがきっかけで父親は生駒家を致仕したらしく、一家は流浪してしまいます。そんな中、寛永17年、宗淳は瀬戸内海のある島で生まれたんだそうです。
 15歳で京都の妙心寺に入り、僧侶になりましたが、後に考えるところがあったとみえ、還俗(一般人に戻ること)します。
 その後、江戸に出た宗淳は、延宝2(1674)年、35歳の時に縁あって水戸藩に出仕します。宗淳の経歴等が光圀の目に留まったものと思われます。ここで、彼は小石川の藩邸にあった「大日本史」編纂を行う「彰考館」の一員になります。
 こうして、宗淳は「大日本史」編纂のための史料集めのため、全国各地を巡ります。遠く九州へも足を伸ばしたそうです。今で言うなら、学芸員さんのような仕事をしていたんですね。
 その他、「那須国造碑」の修復と調査や、徳川光圀が尊敬してやまなかった楠木正成を讃える「楠公碑」の建立の監督もしました。
 元禄9(1696年)年に彰考館の総裁になりますが、同年に辞し、西山荘にいる主君・光圀に仕えます。
 その二年後の元禄11(1698年)宗淳は59歳でこの世を去りました。主君である光圀よりも約2年早い死でした。

 前半生はお坊さんだったという異色の経歴を持つ「助さん」ですが、最晩年には彰考館総裁を辞してまで光圀の側近く仕えていたことからも、光圀から信頼を寄せられていたことがわかります。
 なお、墓碑の撰文は「格さん」こと安積澹泊によるものだそうです。実際の二人も仲が良かったのでしょうか。


佐々宗淳の墓1

 
より大きな地図で 佐々宗淳の墓 を表示


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