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西山荘 (茨城県常陸太田市)

 今回、たまたま水戸へ行った事で、水戸黄門こと徳川光圀について書いています。当ブログのある読者様が、水戸へ行かれるということで手前味噌ではありますが何か参考になれば、と思い、綴ってみたのですが、その方が先日水戸を訪れた際、雪が降ってしまい、思うように身動きが取れなかったそうでお気の毒なことでした。次回、またいらっしゃるというお話なので、是非リベンジなさってください。

 こうして振り返りますと、私の中で時代劇「水戸黄門」には自分で思っていた以上に思い入れがあることをしみじみ感じました。そりゃそうですよね。昔は年がら年中、見ていたのですから。ちょうど学校から帰宅すると、再放送をやっていたので、おやつを食べつつ見ていたものです。
 先日、うちの家人と水戸黄門について話をしていたところ、「月形龍之介の水戸黄門はイイよ!」と勧められました。そして、先日はブログの読者様からやはり月形龍之介のそれを勧められましたので、レンタルビデオ屋で探して見たいと思います。
 私は古い時代劇にそれほど詳しくありませんが、月形龍之介もたしか悪役などが多かった俳優さんではなかったか、と思います。ドラマでも東野英治郎さん、西村晃さんは悪役も多くこなした方でした。何かの本で読んだのですが、「水戸黄門」役には案外、悪役経験のある俳優さんが向いているのではないかと書いてありましたが、私もそれには同感です。

 さて、光圀が晩年を過ごした隠居所が茨城県常陸太田市にあります。西山荘です。
 昨年?くらいまで、時代劇「水戸黄門」のオープニングで、西山荘が映っていたので、ご存知の方も多いだろうと思います。(現在はまた葵の御紋に戻ってしまったようですね)

 以下の写真は2007年の初秋です。ちょっと古い写真になりますが、ご了承ください。
 さて、光圀は徳川一門の長老として・・・「天下の副将軍」と言われる所以なのですが・・・の位置にあったわけですが、その矍鑠たる気性ゆえ、時の将軍・徳川綱吉の治政、とくに「生類憐れみの令」については批判的だったようです。もちろん、表面上は波風立たぬよう配慮して付き合っていたようですが、次第に綱吉の方でも「ご意見番」たる光圀のことをうっとおしく思うようになっていきます。
 綱吉との微妙な関係もさることながら、老境にさしかかり健康不安などもあったようで、そろそろ自分は身を引く時期であろうと光圀は考えました。元禄3(1690年)、養嗣子(実は兄・頼重の息子)である綱條に家督を譲り、隠居しました。
 そして、父・頼房や母・お久の方の墓の近所である新宿村(現在の常陸太田市)の西山という場所に自らの隠居所を建てることにしました。建物の工事が終わらないうちに入居したといいますから、よほどこの土地が気に入ったのでしょう。
 建物自体は、残念ながら文化年間に火事で焼失し、現在のものは規模を縮小して建て直したものですが、光圀が晩年の日々を過ごした雰囲気を十分味わうことができます。
 うっそうとした森林に囲まれ、「深山幽谷」というにふさわしい自然の豊かな所です。私が行った時はちょうど紅葉の始まりかけのときでした。
 ドラマですと、この西山荘からご老公一行の旅が始まるのですが、実際の光圀は諸国を漫遊していません。しかし、藩内は巡検していて、民人らと交流を持ったそうです。松茸狩りなども好きで、よく出かけていたという記録もあります。

 西山荘1

 西山荘4

 西山荘2

 西山荘3

 建物の中に、読書に励む水戸老公の等身大の人形があって、いきなりそれが目に入った時はちょっとびっくりしてしまいました(笑)本当の人間がいるように見えたのです。
 西山荘の水戸黄門

 ドラマでは、ここをスタートして、兄・頼重の養子となった実の息子である頼常がいる讃岐高松へ行くというパターンが多いですね。
 しかし、実際の光圀は結局高松へは行かれませんでした。頼重が病の床にあった時、光圀は是非とも高松まで見舞いに行きたいと考えていたのですが、身分柄、そう簡単に旅が出来る筈もなく、そうこうしているうちに頼重は亡くなってしまったということです。

 西山荘5
 西山荘6

 なお、光圀は隠居後死ぬまでずっと西山荘にいたわけでもなく、江戸へ行ったりもしていますが、その時に小石川藩邸において、藤井紋太夫を手討ちにしています。
 そして、西山荘へ移り住んでから9年目の元禄13(1700)年、光圀はここ西山荘にて七十三歳の生涯を閉じました。養子の綱條によって「義公」と諡名されました。
 なお、光圀の墓のある瑞竜山の水戸徳川家墓所は非公開のため、行っておりません。
 
 次回は、ご老公を支えた側近中の側近、助さん、格さんのお墓の紹介です。お楽しみに!

  
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茨城県

私も日本全国あちらこちらと旅行するのが好きですが、なぜか茨城県には行ったことがありません。
六文銭さんのブログを読ませていただいて、行ってみたくなりました(笑)

とくに、偕楽園の梅は必見ですね。
今年はもう無理なので、来年はトライしてみたいですね。

Re: 茨城県

> 私も日本全国あちらこちらと旅行するのが好きですが、なぜか茨城県には行ったことがありません。
> 六文銭さんのブログを読ませていただいて、行ってみたくなりました(笑)
>
> とくに、偕楽園の梅は必見ですね。
> 今年はもう無理なので、来年はトライしてみたいですね。


merry様
コメントどうも有難うございます。茨城へは交通的に行きづらいかもしれませんが、機会があればぜひ偕楽園の梅を楽しんでください。
かくいう私も、梅の季節に来たのはこれが初めてでした。
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