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【坂の上の雲】戦艦三笠の運命(二)

 戦艦三笠の運命(一)のつづき

 上甲板の真ん中にビデオ室というのがあり、私たち見学者はそこへ案内されました。
 元広島東洋カープの衣笠さんに似た海上自衛隊OBで三笠保存会の役員の方が出てこられて挨拶があった後、日本海海戦に関するビデオを15分くらい見ました。
 その後、役員の方の説明をしばしお聞きしました。その方は山本権兵衛(海軍大将 後に首相)とアメリカ海軍のニミッツ提督(1885~1966年)をいたく信奉しておられるようで、特に戦後、荒れ果てていた三笠が復興出来たのはニミッツのおかげだとおっしゃっておられました。
 ニミッツは先の大戦の時に太平洋艦隊司令長官で、わが国もこの人のおかげで主力空母全滅という致命的な大打撃をくらわされたのではなかったか?と思うのですが、その役員の方によると、ニミッツは東郷平八郎をかねてから崇敬しており、その軍略を研究していたんだとか。彼は東郷元帥の葬儀にも出席していたそうです。
 だから、戦後三笠が荒れ果てていることを耳にしたニミッツはそれを嘆き、「文芸春秋」に『三笠と私』と題する論文を寄稿し、その一文が契機となって、日本人の間でも旧軍関係者などを中心に三笠復興への機運が高まったということです。

 今年の6月に秋山真之役のモックンが三笠へやってきて、撮影したポスターだそうです。
 本木雅弘(秋山真之役)

 その後、下甲板に降りて資料室を見学しました。いろんな資料が展示されていましたが、自分なりに印象に残ったものだけをご紹介。
 有名な東郷平八郎長官以下、司令部の人たちを描いた絵です。向かって左手上方に「Z旗」がはためいている。
東郷平八郎

 東郷さん着用の軍服など。
 DSCF0169.jpg

 日本海海戦の絵。海面はかなり堅いそうで、砲弾が落ちるとあのような縦の水しぶきがおこる。
 DSCF0173.jpg

 日本海海戦時の電信文一覧。当時、第二艦隊参謀だった山本英輔(権兵衛の甥 後に海軍大将)が保管していた。
 DSCF0158.jpg

 「日進」に乗船していた当時少尉候補生であった山本五十六(太平洋戦争時、聯合艦隊司令長官)が、膅発(とうはつ 砲弾が砲身の中にあるうちに自爆すること)事故により左手の指を二本失い、右足も負傷という大怪我をした時の現場図。ちなみに、指を3本失うと退役させられるので、重傷を負いながらもかろうじて彼は海軍に留まれた。
 DSCF0170.jpg

 ロシアの戦艦が掲げた白旗。後にテーブルクロスに転用(!?)されたという(笑)。
 DSCF0174.jpg

 2番砲室にある15cm砲。4体の人形で操作法を示している。
 DSCF0156.jpg

 他にもいろいろ展示物があったのですが、何ですか次第に疲労感を感じて、あまり撮影しませんでした。
 それから、他の展示室では特別展「日露戦争に見る武士道」というのを開催中でしたが、乃木希典や新渡戸稲造について展示がされていたようですが、あまり印象に残っていません。
 やっぱり、軍事ヲタでもない一般人が軍事関係の展示を見学すると、見ていて疲れてきますね。
 つづく。

 参考サイト 記念艦「三笠」公式ホームページ


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ジャンル : 政治・経済

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三笠公園

私も2005年の日本海海戦100周年の年に初めて見学しました。
艦橋に上り東郷さんの立ち位置で当時を偲んで、とても感激しましたよ。

ところで三笠の前の東郷さんの銅像、少し太めじゃなかったでしょうか。
帰りに売店でレトルトの「海軍カレー」を買って帰りました。

Re: 三笠公園

> 私も2005年の日本海海戦100周年の年に初めて見学しました。
> 艦橋に上り東郷さんの立ち位置で当時を偲んで、とても感激しましたよ。

柴様 コメント有難うございます。私も東郷さんの立ち位置で往時を偲びたかったのですが、あいにくの風雨のため、それどころではありませんでした。(強風で吹き飛ばされそうだった)

> ところで三笠の前の東郷さんの銅像、少し太めじゃなかったでしょうか。
> 帰りに売店でレトルトの「海軍カレー」を買って帰りました。

 東郷さんの銅像ですが、実際よりは恰幅良く造られたのでしょうね。
 売店もあるのは気づきましたが、そのままスルーして帰ってきてしまいました。また近々、再訪してみたいと思っています。海軍ビール?なども販売しているそうですね。
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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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