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岩国城(二) 山上の天守へ向かう

  岩国城遠望

 慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いの後、毛利氏が防長2州に減封されたのに伴い、出雲国月山富田城に拠っていた吉川広家(1561~1625年)は約3万石でこの岩国の地へ入封しました。戦国史の好きな人ならご存知でしょうが、吉川広家は関ヶ原でひそかに徳川家康に内通し、毛利氏の所領安堵を依頼したものの、老獪な家康によって戦後それを反故にされてしまうトホホな人物です。

 さて、吉川広家は三方を錦川に囲まれた城山の山頂に天守を築き、山麓の居館と合わせて岩国城としました。
 慶長13年(1608年)に城は完成を見ましたが、元和の一国一城令によって約7年後に山上の城は破却されてしまいました。
 上の写真で小さく遠望できる天守は、戦後築かれた復興天守であり、当時のものではありません。

 山上の復興天守へ行くにはロープウェイ利用が便利です。錦帯橋入橋券、岩国城天守閣入場券、ロープウェイ利用券がセットになっているオトクなチケットが1枚930円にて発売されています。(私はJR岩国駅前のバスチケット売場にて購入しました)
 PB150325.jpg

 ロープウェイ乗り場から山頂を見上げます。城山の紅葉はまだまだといったところ。
 PB150322.jpg PB150324.jpg

 ぐんぐん登っていくロープウェイですが、窓から錦帯橋が遠くに見えました。
錦帯橋遠望

 3,4分で山頂に着きました。北側の搦手側(広い舗装された道)と旧道と二手に道が分かれていましたので、行きは搦手の方から天守へ向かいます。
 途中に大きな井戸がありました。
PB150343.jpg

 さらに先へ進むと、旧天守台の石垣が見えてきました。城が破却されてから400年の歳月が流れましたが、石垣だけは当時の面影を伝えています。
岩国城天守台2

 別の角度から。旧天守台は今ある復興天守の斜め裏側(北側)50mの所にあります。こちらに気づかずに帰ってしまう人も少なくないようです。石垣は穴太(あのう)積みを基本としつつ、この地方独自の積み方も一部に見られるようです。
岩国城天守台1

 100名城のスタンプを押印するため、この後復興天守閣へ向かいます。                

            つづく

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テーマ : 紅葉
ジャンル : 写真

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岩国、何度か行ったことがあります。
吉川家、毛利家存続のために尽力したというのに、徳川家からも毛利家からも軽く見られてしまったような悲劇を感じてしまいます。
岩国、正式な藩として認められたのは明治になってかららしいですね。

桃源児様 

> 岩国、何度か行ったことがあります。
> 吉川家、毛利家存続のために尽力したというのに、徳川家からも毛利家からも軽く見られてしまったような悲劇を感じてしまいます。
> 岩国、正式な藩として認められたのは明治になってかららしいですね。

★はじめまして。当ブログへようこそ。
 吉川広家ですが、評価が分かれるところですね。彼なりに主家を守ろうとしたのですが、主家のほうでは「余計な事をしてくれた」と思っていたわけで。長府の毛利家のように分藩出来ませんでしたね。
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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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