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坂本龍馬 人生最後の旅路(一) 龍馬と松平春嶽

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」も残すところ、最終話のみになってしまいました。月日が経つのは本当に早いものですね。当ブログも最近遅々として更新が遅れていますが、急がないと…。(´・ω・`)

 坂本龍馬の短い人生の中で、福井藩との遭遇は重要なキーポイントでもありました。福井藩は「佐幕」でも「倒幕」でもない第三局の立場にいました。
 福井藩代16代藩主であり安政の大獄後隠居していた松平春嶽(慶永)(1828~1890年)との出会いから、龍馬の人生もまた新たな展開を見せていくようになります。むしろ、彼の出身地である土佐藩よりも、ある意味縁が深かったとも言えるかもしれません。「龍馬伝」を見ていた方は前半を思い出してください。

 文久2年(1862年)7月、前福井藩主・松平春嶽は、幕府大老の職にあたる「政事総裁職」に就任します。春嶽は、幕閣専制を「私政」として批判し、幕府と朝廷、幕府と大名といった「公論政治」の実現を目指していました。坂本龍馬が春嶽と出会ったのもちょうどこの時期だったといいます。
 春嶽が明治になってから著した手記「逸事史補」には、龍馬が江戸で春嶽と初めて面会したことが書かれています。

「其以前余が惣裁職たりし時、坂本龍馬・岡本健三郎二人謁見を乞ふ。余面会、天下の事情と形勢を陳述せり。勤皇の志感ずべき也」

 龍馬との初対面の模様を、春嶽はこのように書いています。
 郷士という低い身分であったのにもかかわらず、春嶽は龍馬との面会を許しました。千葉重太郎あたりの紹介があって実現したという説もあるようです。
 春嶽の述懐によれば、龍馬に勝海舟横井小楠を紹介したのも春嶽だということです。
 下の写真は福井市立郷土歴史博物館の脇にあった若き日の春嶽の銅像です。

     DSCF4500.jpg
     松平春嶽3

 龍馬は福井へ3度来訪したといいます。
    福井城

 第一回目は文久三年(1863年)4月 大久保一翁から前福井藩主・松平春嶽に宛てた手紙を届けるためにやってきました。この時の詳細は残念ながら福井藩の記録には残っていないようです。
 第二回目は同年の5月、勝海舟の命により神戸に海軍操練所を建設するための資金援助を依頼するためでした。この時、春嶽は5000両の大金を融通しています。
 第三回目は慶応3年(1867年)11月1日。久しぶりの来福でした。春嶽宛ての山内容堂の親書を届けるのが表向きの用件でした。

 福井神社境内にあった春嶽晩年の銅像。

   DSCF4480.jpg
    松平春嶽5

 松平春嶽は身分にかかわらず、藩の内外から人材を登用した人でした。この辺が旧来の殿様と異なるところです。だからこそ、龍馬との面会もOKしたのでしょう。彼の回顧録にも龍馬の名が出てくるように、春嶽の中で龍馬との出会いは強い印象を残したようです。
 それから、春嶽は土佐藩の山内容堂とは公私共に特に仲良しでした。手紙や贈り物を頻繁にやり取りしていたことが知られています。
 こうして、殿様から始まった福井藩との縁で、龍馬は福井藩士たちとも交流を深めました。これについては後述いたします。

  下の写真は松平春嶽がもっとも好んで使った号「春嶽」の由来となった福井市内から見た山並みの風景です。
     DSCF4714.jpg


                つづく


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こんばんは~

「龍馬伝」残すところ後一回ですねぇ。最後はわかっていつつも、目は背けられません。
龍馬のアツい想いはちゃんと受け取るべきでしょう!

コメント頂いたお返しにポチッっとな。
100名城まであと少しですね。
がんばってください♪
影ながら応援させて頂きますよ。

【担当】安川様


> コメント頂いたお返しにポチッっとな。
> 100名城まであと少しですね。
> がんばってください♪
> 影ながら応援させて頂きますよ。

安川様 こんにちは。お励まし、どうも有難うございます!
100名城なんですが、本年中の達成は無理そうです。来年の早い段階でフィニッシュ出来ればいいんですが・・・。もどかしい思いも少々ありますね。

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