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朝倉氏館と庭園を見る 一乗谷城(三)

 多忙によりブログ更新が遅れております。ちょくちょく覗きに来てくださっている方、申し訳ございません。気長にご覧いただければ幸いです。
 
 さて、一乗谷城の続きです。「復元町並み」を見学後、朝倉氏館跡の方へ行きました。ごく一般的な見学コースです。
 背後には城山がありますが、今回は時間の都合もありそちらはパスしています。(お城猛者はぜひどうぞ ただし蛇などが出たり、少々荒れている箇所もあると伺いました)
 DSCF5145.jpg


 日本史やお城関係の本に必ず掲載されているのがここ「唐門」です。かつて、朝倉氏館があった当時、この場所にもう少し立派な平入形式の唐門が建っていたそうです。
 朝倉氏滅亡後、この地に朝倉義景の菩提を弔うため、彼の法名から名づけられた「松雲院」という寺がこの地に建立されましたが、唐門は豊臣秀吉が寄進したと伝えられています。(しかし、現在の唐門は江戸時代中期頃の再建だということです)
 朝倉氏館・唐門

 唐門から中へ入ると、整備された朝倉氏館の建物等の礎石群があります。(写真は上方から撮影)
 ここは発掘調査の結果、常御殿を中心に主殿や離れ座敷、台所、蔵、湯殿等16もの建物跡と庭園、花壇などの付属施設が発見されています。(花壇ですが日本最古の物なのだそう)

 土塁や濠をふくめた敷地面積は10,628㎡、土塁内部の平面6,425㎡もの広さを誇り、京の都にあった室町幕府の管領邸に匹敵する規模だそうです。
 現在の館跡は5代・朝倉義景の時期のもので、この頃(永禄年間)将軍・足利義昭の御成があったため、増築された建物もあったといいます。
 
  DSCF5038.jpg

 館の東南斜面を背景に造られた庭園。国の特別名勝に指定されています。池に水を落とすために、つづら折れの石組水路が造られています。
  DSCF5084.jpg

 庭園の裏手の斜面を登っていき、館跡の北側の高台にある南陽寺庭園。(特別名勝)朝倉義景が永禄11年(1568)の春、足利義昭を招き歌会を催した寺です。庭園といっても小さな枯れ池と滝石組があるぐらい。寺跡の敷地は広々とした広場になっています。
  DSCF5048.jpg

 館の南側高台にある湯殿跡庭園(特別名勝)。朝倉氏館の中では最古の回遊式池泉庭園。庭園としては立派で価値があるそうですが、素人目には大きな石がごろごろ置かれているといった印象・・・(^ω^;)
 なお、この場所にどういう用途の建物があったのか記録もなく、発掘調査でも判然としなかったということです。
  湯殿跡庭園

 湯殿跡庭園から中の御殿跡の間に空堀のようなものがありました。石垣は当時のものかも…。
  DSCF5066.jpg

 中の御殿跡。こちらは朝倉義景の母・広徳院の居館があった場所だそうです。朝倉氏滅亡後、長く畑として使用されていたため、遺跡の保存状態はあまり良くなかったらしく、ただの広場といった感じです。
  DSCF5064.jpg

 諏訪館庭園。こちらは朝倉義景が側室・小少将のために造成させた庭園です。(特別名勝)。朝倉館の4庭園の中で最大の規模を誇ります。近年導水路の整備がなされ、四段組みの小滝に清水が流れ落ちて、往時をしのぶことができます。
 この日は9月下旬でも暑かったので、清水に手を差し入れたり、佇んでいる人たちが多くて、なかなかどいてくれず、20分くらい待ってやっと撮影できました。
 朝倉義景も自分の気に入りの女のためとあって、格段力を入れて造らせたのでしょう。素人目に見ても、なかなか趣のある庭園となっています。400年後の私たちが見ても、風情が感じられますね。今頃は紅葉が楽しめるかもしれません。
  諏訪館庭園

                   つづく



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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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