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丹巌洞・・・一気に幕末へタイムスリップ!

DSCF4562.jpg

 所有者様のご好意で、草庵の中を拝見することができました。しかし、中は明かりもほとんどなく、江戸時代のような薄暗さで、フラッシュがないと撮影できません。
 しかし、古い建物ですから下手にフラッシュ撮影すると壁や襖紙などが傷む原因になりかねないので、今回は撮影は遠慮させていただきました。
 ですから、私の記憶に従って文字で説明することにします。

 狭い玄関を上がると、すぐに三畳くらいの小さな部屋があり、左手には2階へ上がる階段があります。
 三畳間には、昔の所有者である福井藩御典医・山本瑞庵が使用していたという当時の医療道具(薬ビンですとか、薬の調合に使用したであろう乳鉢やピンセットのような物など)ですとか、当時使用されていた皿や壷などがショーケースの中に展示されてありました。
 三畳間の奥には床の間と囲炉裏のある六畳くらいの部屋がありました。この部屋は天井が低く、雨戸が閉まっていたため、ほのかな行灯の明かりが唯一室内を照らしていました。来訪者はここで食事などを取ったのかもしれません。

 続いて二階へ行ってみます。きしむ階段を上がると、中二階のような部屋(三畳くらい)と奥に2畳くらいの板間があり、すぐ上には八畳くらいの座敷がありました。何か大切な話をする際は、この二階の方で会合を行ったのかもしれません。

 というように、本当にこじんまりした草庵なのです。多少の修復などはされているでしょうが、今から150年前の人たちが集ったまさにその場にいるのですから、気分は一気に幕末へタイムスリップします。

 草庵を見学後、庭園の奥の方へ行ってみました。
DSCF4584.jpg

 池とその向こう側に洞窟のようなものがあり、入ってみました。まず供養等のようなものがあり、お祀りされてました。
DSCF4585.jpg

 明治、大正時代、この場所は「笏谷石」という石材の採掘場となっていました。洞穴はその時の名残だとか。大きくくり貫かれた洞窟は、第二次大戦時防空壕としても使用されたそうです。(現在の丹巌洞所有者である宮崎さんのご先祖は石材屋さんだったということです)
DSCF4589.jpg

 庭園の手入れも行き届いており、所有者の方が日ごろからこの場所をていねいに管理されているのがうかがえました。
 うっそうとした木々に囲まれ、路地は苔むして、深閑なこの佇まいの中にいると、時の流れが一瞬止ってしまったような錯覚を覚えました。

 DSCF4594.jpg

 今回は草庵と庭園の見学のみでしたが、将来もうちょっとお財布の余裕が出来たら、敷地内にある料亭の方も利用させていただきたいものです。
 なお、蛇足になりますが、現在の持ち主さんである宮崎家では、由利公正が書き残した坂本龍馬との会見手記の草稿が伝えられています。(市立博物館の方に展示されていました)
 幕末の名残を感じることの出来る、貴重な史跡でした。


 

  りらっくま
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日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
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歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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