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名古屋城障壁画を守った乃木倉庫

 今まで見てきたとおり、名古屋開府400年関連のイベントで色々と楽しませてもらったのですが、まだ書き足さねばならないことがありました。

 西北隅櫓のすぐ側に、レンガ造り・漆喰塗りの倉庫みたいな建物がぽつんとあります。これを「乃木倉庫」といいます。
DSCF6636.jpg

 この乃木倉庫ですが、普段は非公開の建物なんですが、今期は期間限定(11月23日まで)で内部が公開されています。
 明治の初期、名古屋城内に陸軍の名古屋鎮台が置かれたのですが、その時に弾薬庫として建てられたものということです。「乃木倉庫」の名前の由来は、どうも名古屋鎮台に在任していた乃木希典(当時、陸軍少佐 後の陸軍大将)にちなんでつけられたものらしい、ということです。
 昭和20年3月、太平洋戦争の戦況が厳しくなり、いよいよ本土決戦かという時期に、もしもの事があっては…ということで、心ある人たちが名古屋城の天守閣や本丸御殿の襖絵・天井画などをこの乃木倉庫と西南隅櫓へ避難させました。(当時、名古屋城は国宝だった)
 そして、同年5月、B29による空襲により天守閣や本丸御殿は焼失してしまいましたが、乃木倉庫は幸いなことに焼け残ったのです。(しかし、庇の部分には不発弾が当たったそうで、そこだけは失われた)中に保管してあった障壁画などもほとんどが無事でした。
 こうして、戦火を免れた障壁画等のうち、1047面が重要文化財に指定されています。

 で、その内部ですが、入ってみるとこんな感じです。
DSCF6626.jpg

 中はがらーんとした、ただの空間でした・・・(´・ω・`)
 しかし、この堅牢な倉庫があったおかげで、貴重な文化財が後世に伝えられたのです。感謝しなければなりませんね。
 復元される本丸御殿に使用される障壁画などは、これら乃木倉庫で残された画を模写したものを使用するようです。

 最後に、天守閣ではやはり本丸御殿復元にちなんだ特別展「武家と玄関 虎の美術」を開催中です。
名古屋城本丸御殿玄関襖絵

 上の写真のように、名古屋城本丸御殿の玄関の障壁画は虎と豹の絵だったですね。私はあいにく時間が押していたため、特別展はさらっと見た限りですが、各地の古刹の寺院等から虎が描かれた襖絵などが出展されています。
 虎の絵は、城や武家屋敷、寺院等で公的な部分の建物の内部…外部からの人間を出迎える場所に使用されることが多かったようですね。

 その他、城内では菊人形展なども開催されていましたが、別のイベントで時間をとられていたため、スルーしました。
 今回名古屋城のイベントに参加してみて、一お城ファンとしてはワクワクさせらることばかりでしたし、本丸御殿復元で新たな歴史を刻もうとしている名古屋城の魅力を再確認した次第です。
 ご興味のある方はぜひ足を運んでみては如何でしょうか。すべて期間限定の企画なので、出かけるならお早めに!
 そして、名古屋開府400年祭がますます盛り上がりますよう、願っています。

DSCF6481.jpg


 
 参考サイト 名古屋城公式ウェブサイト

        名古屋開府400年祭ウェブサイト

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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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