スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

賤ヶ岳古戦場

 一つ前のエントリーの答え。本日のメインスポットは「賤ヶ岳古戦場」でした。

 うちの主人がまだ学生ぐらいの時一度来て、頂上からの眺めにとても感動したと言い、
「今日は良い天気になりそうだし、思い切って行ってみないか」
と朝起きてから勧めてくれたのだった。本当に急な予定変更である。
 
 有名な「賤ヶ岳の戦い」は、織田信長亡き後、その跡目を巡って重臣の柴田勝家と羽柴秀吉(豊臣秀吉)が対立し、両者はこの地で雌雄を決する戦いを繰り広げた。
 天正11年(1583年)3月、越前北ノ庄から南下する柴田勝家軍と北上する羽柴秀吉軍は、各々がこの賤ヶ岳の近隣に砦を築いて対峙したものの、一月ほど膠着状態となった。
 ところが、一時は秀吉に降伏した信長の三男・信孝が岐阜で再び挙兵したため、秀吉がやむなく岐阜城へ向かった隙を狙って、勝家の甥・佐久間盛政が秀吉側の中川清秀が守る大岩山を攻め、清秀軍を全滅させた。ここから戦いの火蓋が切られたのである。
 その頃、大垣にいた秀吉は柴田軍攻撃の報を受け、近江木ノ本までの13里(約52km)をわずか5時間で引き返し(美濃大返し)、反撃に出た。
 後に「七本槍」と謳われた秀吉子飼いの福島正則、加藤清正ら若い武将たちの活躍と、柴田軍にいた前田利家が突如戦線を離脱したため、柴田軍は総崩れとなった。
 こうして羽柴軍に追い詰められた柴田勝家は北ノ庄に敗走し、もはやこれまでと妻のお市ノ方と共に自害した。
 なお、「江~姫たちの戦国」では柴田勝家役を俳優の大地康雄さん、お市ノ方を久しぶりに芸能界へ復帰したばかりの女優・鈴木保奈美さんが演じられる。

  駐車場に車を停め、リフト乗り場へ。山頂へはリフトで上がるか、登山道が整備されている。
 DSCF5907.jpg

 リフト乗り場には売店が…。「賤ヶ岳の七本槍」関連グッズを販売中。
DSCF5911.jpg DSCF5982.jpg


 リフト券を買って、いざ頂上へ。秋のさわやかな風が心地よかった。スピーカーからフォルクローレのような音楽が流れていた。リフトだが、3月下旬~11月下旬までの運行なので、冬場は乗れないから要注意。
 DSCF5910.jpg

 リフトを降り、しばらく登り坂を行くと、賤ヶ岳で戦死した人を供養する祠があった。その前で手を合わせる。
 中川清秀のような有名な武将も命を落としたが、戦死者の大半は名もなき兵士たちであっただろう。
DSCF5919.jpg

 さらにしばらく歩くと、頂上へ着いた!
DSCF5952.jpg

 昔からある「賤ヶ岳古戦場」の石碑。
DSCF5944.jpg

 賤ヶ岳合戦図
 DSCF5960.jpg

 見晴らし台に立つと、眼前に広がるのは400年以上前、この地で血みどろの戦闘が繰り広げられたなんて信じられないほどの心奪われる絶景だった。

 びわ湖は陽に照らされて、キラキラと輝いていた。
 やっぱりここまで来てみて、良かった!夫よ、ありがとう。
 DSCF5967.jpg

 余呉湖の眺めもまたびわ湖に負けず劣らず素晴らしい。なお、余呉湖には「羽衣伝説」があり、湖の周囲の散策も楽しめるという。
 DSCF5956.jpg

 頂上では、3組の熟年のご夫婦とすれ違ったが、この景色には皆、一様に感嘆していた。
 たとえば、一緒に来た家族や友人が歴史に興味が薄い人でも、この風景を楽しんでもらえることは間違いナシ。

 時間があれば、戦跡が点在するハイキングコースを歩いて下りたかったが、今回は時間がなかったのでまたリフト利用で降りることにした。
 頂上で登山中の二人の男性(地元ボランティアの方らしい)に出会ったが、彼らの服装や持ち物を見ると、しっかりと登山の用意をしてここまで来たようなので、次回来る際はちゃんと登山の準備をしてこよう。

 
 最後に賤ヶ岳の戦い400年を記念して造られたという槍を持った武者の像と一緒にパチリ。
 DSCF5929.jpg

 槍の武者は激しい戦いに疲労困憊といった有様である。

 私「現代の私らは絶景の眺めを楽しんでるけど、400年前の武将たちは重い鎧来て、刀や槍を手にして山を登って、正直景色を楽しむどころじゃなかっただろうねえ」
 夫「うーん そう言われてみりゃそうかもな…」


関連記事 北ノ庄城址(柴田神社


大きな地図で見る


にほんブログ村 歴史ブログ 城・宮殿へ 人気ブログランキングへ  

 


関連記事

テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

ブログランキング
「もののふの心」および歴史的遺産を後世に伝えましょう♪
うさぎ
  ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
ご注意 ごくたまに、「城」「史跡」「お墓」等の話題が、ドラマ関連やその他のカテゴリとして登録されている場合があります。
月別アーカイブ
最新コメント
FC2カウンター
おきてがみ
お気軽にどうぞ(お返事が遅くなる場合があります)
プロフィール

A☆六文銭

Author:A☆六文銭
ブログテーマ
日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

★当ブログ内の文章、写真等はすべて無断転載禁止です。宜しくお願いします。
★当方と連絡を取りたい方は、下部メールフォームからお願いします。(ご感想はなるべくコメント欄のほうにお願いします)
※Twitter、Facebookはやってません。

最新記事
おすすめ書籍
リンク
RSSリンクの表示
検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。