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西教寺 (二) 400年の時を超えて

 ※西教寺(一)より続き

 明智一族の墓を撮影中、雨脚が段々と強くなってきた。
 最初にお墓について記してしまったが、西教寺は古刹だけあって伽藍もまた素晴らしいのである。

 桁行七間、梁間六間、総欅入母屋造りの本堂。江戸時代(元文4年 1739年)に落成。
 用材は紀州徳川家からの寄進されたもの。重要文化財に指定されている。
西教寺本堂

 本堂の裏手にある社務所へ向かう。
DSCF5549.jpg
 
 西教寺は「近江路・歴女ブロガー」の協力施設でもあり、こちらの受付で「近江路・歴女ブロガー」認定証を見せると、拝観料優待で入らせていただけた。
 (同行者は拝観料をお納めする)
   DSCF6097p.jpg

 受付を済ませて、客殿へ。こちらは何と!豊臣秀吉の「伏見城」の遺構を移築したものなのだそうだ。もちろん、重要文化財に指定されている。
 秀吉の家臣であった大谷吉継の母と、山中長俊の内室によって寄進されたのだという。貴重な桃山時代の様式を今に伝える建物である。なお襖絵は伝・狩野永徳筆といわれる。(内部は撮影禁止です)
 柱や長押などに不自然な裂け目が入っており、接いだ痕が見られることから、慶長大地震で崩壊した伏見城の建物とみなしてほぼ間違いないということである。
 ありし日の秀吉も、この部屋の内に過ごした日があったかもしれない。
  
西教寺客殿

 縁から眺める庭園も趣がある。江戸時代初期、小堀遠州作と伝わる。雨に濡れた緑も鮮やかである。
   DSCF5569.jpg

 400年の時を超えて現在に伝えられた大変貴重な建物を間近で拝見でき、なおかつ雨音と規則正しく打つ鉦の音が聞こえるばかりの落ち着いた寺の佇まいに和み、ついつい長居してしまった。
 この他、私はいつもの通り、墓地内にある歴史上の人物たちの各墓にお参りしたのだが、本題から逸れてしまうので割愛させていただきます。
 こうして、後ろ髪引かれる思いで西教寺を後にした。


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Author:A☆六文銭
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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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