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釧路湿原

 釧路市街から北上すると、「釧路湿原」と呼ばれる総面積18,290haにわたる国内最大の湿地帯があります。
 釧路湿原は国立公園に指定されており、日本初の「ラムサール条約」の登録地となっています。
 ちなみに、ラムサール条約というのは、水鳥の生息域として重要な湿地と、そこに暮らす動植物の保全を目的とする国際条約のことです。豊かな自然環境の中、タンチョウをはじめ、様々な水鳥の住処となっているそうです。

 歴史の旅をちょっと一休みして、私たちは釧路湿原へ向けて車を走らせました。釧路湿原には眺めを楽しめるビューポイントがいくつかあるとのことでしたが、私たちは釧路から二十数キロのところにある塘路湖の側にある「サルボ展望台」という所へ行ってみることにしました。
 国道391号線沿いにサルボ展望台への入口があり、小さな駐車スペースになっているので、そこへ車を停めて歩きます。
  釧路湿原国立公園

 
 上り口へ足を踏み入れると、ちょうど向こうから大学生くらいのお兄さん二人連れが降りてきました。
「こんにちは」
と挨拶すると、そのお兄さんたちは、
「登っていくと二つ展望台がありますから、左側のほうが眺めいいですよ」
と教えてくれました。
 展望台への道は整備されていて、途中までは木製の階段を登っていきます(100mくらい)
 階段を登り終え、そのまま少し進むと道が二手に分かれていました。
 右側が「サルボ展望台」へ、左側が「サルルン展望台」へと続いています。とりあえず、右手の「サルボ展望台」の方が200mくらいと近いようだったので、そちらへ先に行ってみます。
  サルボ歩道4(分岐)
 
 森の中の小道を進んでいきますが、ちょっとしたトレッキング気分です。
  サルボ歩道2

 するとしばらくして、「チャシ」跡に至りました。やはり湖の側ということでここにもチャシがあったのです。
 しかし、周りは木々に覆われ、展望は開けていませんでした。
  サルボ歩道3

 チャシを背にして小道をひたすら進んでいくと、展望台に辿り着きました。
  サルボ展望台1

 展望台からの眺めはこのような感じ。左の大きな湖が塘路湖です。雄大な景色が楽しめます。
 雲ひとつない青空のもと湖面が輝き、周囲の緑とのコントラストが美しい、いかにも夏らしい眺めですね。
   サルボ展望台2

 展望台を下り、元来た道を引き返し、今度は「サルルン展望台」へ歩いて行きます。
  サルルン展望台3

 分岐点から700mくらい歩くと、やがてサルルン展望台に至ります。
  サルルン展望台1
 
 展望台へ着きました。狭い木製のテラスです。
  サルルン展望台4


 さっきすれ違ったお兄さんたちが勧めていたサルルン展望台からの眺めはこちら。
 左手が塘路湖で、手前がサルルン沼です。自分的にはサルボ展望台からの眺めと甲乙付けがたい感じです。
 しかし、目の前に広がる大自然にはとても癒されますね~。本州では味わうことのできない眺めです。
 311の震災以来、どこか精神的にも疲れていたようで、ココロ洗われるような思いがしました。数時間後には帰路へ着かなければならないのに、出来たらいつまでもずっと眺めていたい、そんな風景でした。
   サルルン展望台2


                        つづく


 
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チャランケ砦/釧路市立博物館

 北海道旅行三日目。最終日ですので、早朝朝食もそこそこに宿泊していたホテルを出発します。
 その日は夕方帰路につかなくてはならないので、あまり遠出せず、釧路市内を廻ることにしました。
 まず向った先はJR釧路駅から南東3キロ強ほどのところにある春採湖です。春採湖は海跡湖だそうで、もともと海とつながっていたのだとか。けっこう広い湖でした。国の天然記念物にも指定されています。
 下の案内図のように、周囲は公園として整備されております。湖の周囲は緑豊かで、市民の憩いの場でもあり、散歩やジョギングの人たちと多くすれ違いました。
 春採公園


 この湖には、チャシがあると聞いたので行ってみることに。公園の駐車場に車を停め、遊歩道を歩いて10分くらい。
 チャランケ砦(チャシ)が見えてきました。この外観でもうわかりますね。
 チャランケ砦3

 「チャランケ」とはアイヌ語で「話し合い」という意味があるそうです。大昔、この場所はトーモシリ(湖の中島)と呼ばれる離れ島で、トーコロカイム(湖の神様)の遊び場であったと伝えられています。
 このチャシも夏草が茂っておりましたが、道がついていたので先へ行ってみます。
 チャランケ砦1

 ほどなくして、最先端に着きました。湖を一望できます。
 チャランケ砦2

 この旅で見てきた、オンネモトチャシ(根室)、お供山チャシ(厚岸)に続いて三箇所目ですが、チャシの主な特徴である海や湖を眺められる岬のような場所に設けられたことがわかります。
 

 元来た道を戻りますと、駐車場の側に釧路市立博物館があります。
 建物は釧路出身の建築家・毛綱毅曠(もづなきこう 1941年~2001年)という人によるもので、1985年に日本建築学界賞を受賞しました。中へ入ってみましたが、風水の思想を取り入れたということで、噂にたがわず斬新な建物でした。建築に興味のある方は行ってみるといいかもしれません。
 展示物は例によって剥製が多く、その他のアイヌ関係の民族資料などがありました。
 釧路市立博物館

                           つづく

 関連記事 
∩( ・ω・)∩ 100名城完全制覇(前) ∩( ・ω・)∩(根室半島チャシ跡群)
∩( ・ω・)∩ 100名城完全制覇(後) ∩( ・ω・)∩(根室半島チャシ跡群)
お供山のチャシ

 
  
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お供山のチャシ

 根室にてオンネモトチャシを見学し、無事100名城を終了したのですが、私の中では少々消化不良気味でありました。
 繰り返しになりますが、チャシとはアイヌ語で「城、砦」の意味があるのですが、このチャシについて、イマイチ実態がつかみかねていました。

関連記事 ∩( ・ω・)∩ 100名城完全制覇(前) ∩( ・ω・)∩
       ∩( ・ω・)∩ 100名城完全制覇(後) ∩( ・ω・)∩

 事前に調べたところ、厚岸の町にもチャシがあるということがわかり、せっかくなので寄っていくことにしました。ネットの情報のみを頼りに、「お供山」と呼ばれる高台の麓に着きました。形状がお供え餅に似ていることから、地元ではこのように呼ばれているようです。
 右手の方にある登り口の階段を登っていきます。
 お供山1

 道は整備されているので、ひたすら登っていきます。暑い最中だったので、急な坂道でけっこうしんどい道のり。周囲は木々に覆われています。
   お供山2

 10分強くらいで、お供山の頂上に着きました。草むらが広がっています。そのまま道をまっすぐ進んでいくと・・・
 鹿落しのチャシ1

 「鹿落しのチャシ」という標柱がありました。
 鹿落しのチャシ2

 説明板によると、ここら辺を発掘調査した際、鹿の骨が多数出てきたとのこと。おそらく、アイヌの人々はここで鹿狩をやっていたらしいのです。
 鹿落しのチャシ4

 説明板のすぐ裏は空堀になっていました。ここに鹿を追い詰めたのでしょうか。周りの木で出来た通路は立入禁止になっていました。
 鹿落しのチャシ3

 鹿落しのチャシの右手の方にお供山の展望台がありました。
    お供山展望台

 展望台からの景色。実に見晴らしが良いです。厚岸湖にかかる厚岸大橋及び厚岸の町が眺められます。
 厚岸湾1

 湖の中に神社のお社が見えました。
 厚岸湾2


 お供山にはこの他3つチャシがあり、東側には『逆水松チャシ跡』と『奔渡町裏山チャシ跡』が、西側には『松葉町裏山チャシ跡』があります。(松葉町裏山チャシは危険なため、立入らないでくださいとの表示あり)
 他のところも見たかったのですが、時間が無かったため、元来た道を引き返しました。
 こうしてみると、チャシは海や湖の見える、眺めの良い場所に設けられたことがわかります。空堀などは一般的な城跡となんら変わりないところが興味深かったです。


   
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A☆六文銭

Author:A☆六文銭
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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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