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玉三郎の名演に感動!(七月大歌舞伎 夜の部)

 今月12日(土)、東京・東銀座にある歌舞伎座へ行ってきました。
   歌舞伎座

 今回見たのは、「七月大歌舞伎」の夜の部です。
 ここ数年、七月の舞台は坂東玉三郎さんと、澤瀉屋一門の皆さんが務めておられるそうです。
  七月大歌舞伎

 歌舞伎鑑賞が趣味の中・高時代の友人がチケットを手配してくれました。しかも、一等席の前から6列目の真ん中辺りという、かなり良い席でした。友人には感謝です。
 ですが、18000円の席料はちょっと懐には痛かったかな。。。(><)
 
 
 歌舞伎鑑賞自体は初めてではありませんが、新歌舞伎座へ来るのは今回が初めて。(旧歌舞伎座へも行ったことはなかった)すっかり「おのぼりさん」状態のワタクシ。
 オープンから1年以上経ち、やっと落ち着いた頃でしょうかね。
  歌舞伎座2

 桟敷席方面。席料が20000円もしますが、席数が限られるためチケット入手は困難みたいです。いつかは座ってみたいところ。
  歌舞伎座3


 【1幕目】悪太郎 

  悪太郎

 この日、前の用事が長引き、一幕目に遅刻してしまい、途中からの鑑賞になってしまいました。
 「狂言を素材にしたユーモアあふれる舞踏劇」ということでしたが、途中から見たせいか内容がよくわかりませんでした。「悪太郎」役は市川右近さんでした。


 【2幕目】修善寺物語

  修善寺物語

 岡本綺堂(1872-1939)による新歌舞伎の代表作。一度、舞台で見てみたかった作品です。
 (あらすじ)
 伊豆・修善寺村に住む面作師の夜叉王(中車)は、修善寺に幽閉中の将軍、源頼家(月乃助)から自分に似せた面を作るようにとの依頼を受けていたが、何度作ってもその面には死相が現れて、なかなか完成できずにいた。
 そのことに苛立った頼家は、夜叉王を斬りつけようとするが、夜叉王の娘・桂(笑三郎)は父の意に反して昨夜打ち上がった面を頼家に献上する。夜叉王が、その面には死相が現れているというのも聞かずに、頼家はその面を持ち帰り、桂を側女にしようと連れ帰る。
 しかし、その夜、北条氏の意を受けた追手が頼家を襲い、頼家は非業の死を遂げる。一方、桂は頼家の身替りになろうと、献上の面を付けて薙刀をふるって奮戦するも、手負いの身で実家へ辿りつく。
 瀕死の娘・桂を目の当たりにした夜叉王は、自作の面が頼家の運命を暗示するほど自分の技量がすぐれていたことに満足し、まさに死なんとする娘の断末魔の表情を写しとろうと筆を走らせるのだった。


 主人公「夜叉王」役で、香川照之こと市川中車さんが出演。中車さんは新歌舞伎座初出演ということでした。登場したときには客席から大きな拍手がわきました。
 期待を持って彼の演技を見守ったのですが・・・セリフがよく聞き取れないんですね~。
 舞台用の発声がまだまだ未熟な印象を受けました。お腹から声が出ていなくて、口先だけでしゃべっている感じなのです。
 また、瀕死の娘・桂の表情を写し取ろうと、夜叉王が「顔をみせい」と迫るまさにクライマックスの場面で、客席の方々から失笑のような笑い声がおきていました。
 悲劇的な場面なのに、なんで観客から笑いがおきるのだろうか。。。???
 これは私の個人的な印象ですが、「夜叉王」の面作師としての意地と、死にゆく娘を目の前にした父親としての情と、その心の葛藤みたいなものが、うまく演じ切れていないように見受けられました。

 ですから、中車さんは当面、安っぽいテレビドラマなどには出演しないで、歌舞伎に専念されたほうがいいのでは・・・と思いました。40過ぎてからの入門で、大変ご苦労されているとは思いますが、もともと意欲と能力のある方ですから、必ずや歌舞伎役者として大成できるはずです。
 他の役者さんは澤瀉屋一門の方々でしたが、皆さん堅実な演じぶりでした。
 友人はすっかり感情移入してしまい、終盤でハンカチ片手にぽろぽろ泣いていました。


  閑話休題  休み時間に友人が買っておいてくれた、“地雷也”さんの天むす入り弁当「徳川」を食べました。
  あわてて食べたので、味わう暇がありませんでしたが、かなりボリュームはありました。
   P7120636.jpg

  


 
 【三幕目】天守物語

  天守物語

 待ってました。坂東玉三郎さんの登場です! 相手役にはあの市川海老蔵サン。年の差を感じさせません。
 玉三郎さんですが、艶然とした佇まいは、まさに「人間国宝」にふさわしい!ただただ圧巻の一言。

 すみませんが、明日また感想を追記しようと思います↓

 (あらすじ)
 播磨国姫路にある白鷺城。その天守の最上階には、異界の美しき女主人、富姫(玉三郎)と腰元たちが暮らしていた。
 そこへ、富姫を姉と慕う猪苗代の城の主、亀姫(尾上右近)がはるばる遊びにやってきて、楽しい宴が催された。富姫は亀姫に白鷺城の城主である武田播磨守自慢の白い鷹を土産として与える。
 その夜、天守閣に播磨守に仕える若き鷹匠、姫川図書之助(海老蔵)が逃した鷹を探しに現れる。富姫は、凛とした図書之助の応対に彼の命を奪うべきところを無事に返すことにするが、図書之助は天守を降りる途中で燈を消してしまい、火を求めて最上階へと戻ってくる。
 図書之助に惹かれはじめていた富姫は、自分に会った証として城主秘蔵の兜を渡すが、再び天守を降りた図書之助は家宝の兜を盗んだ疑いをかけられ、追手に追われて三度富姫のもとへやってくる。そこで、富姫は図書之助を異界の人々の象徴である獅子頭の中に匿う。しかし、追手は獅子頭の目を傷つけたため、富姫も図書之助も視力を失ってしまう。


 泉鏡花(1873~1939年)が描いた屈指の名作だという「天守物語」。姫路城(白鷺城)の妖怪伝説をモチーフに、異界に住む者と人間との美しい恋物語を描きました。
 玉三郎さんは5年前に旧歌舞伎座のさよなら公演で演じて以来ということで、その時演じ納めしようと思っていたのを、ファンからの再演希望の声が多かったため、再び演じることを決めたという話でした。
 天守夫人・富姫役を演じられるのは、玉三郎さんをおいて他にないでしょう。2時間くらいの演目でしたが、まるでおとぎ話の世界に迷いこんだような、不思議な感覚に見舞われました。
 深淵なる物語世界を、たっぷり堪能させていただきました。
 腰元の役の方たちが、少し年増?に見えたのが残念。。。
 

   
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 参考サイト  歌舞伎座

 
 
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テーマ : 観劇
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大河ドラマ「徳川家康」

 昨年、今のマンションに引っ越したんですが、マンションにスカパーのアンテナが設置されていたので、これを機にようやく「時代劇専門チャンネル」に加入しました。ここ半年、本当に楽しませていただいております。


 参考サイト 時代劇専門チャンネル

 かなり古い年代の時代劇から、つい最近放映のものまで、一日中時代劇ばかり放送しているのですが、現在、1983年制作・放映のNHK大河ドラマ「徳川家康」(原作 山岡荘八)を放映中です。

 私がリアルタイムで見た初めての大河ドラマで、本当に懐かしく拝見しています。当時、小学4年生でした。
 うちの母親は少々教育ママ的なところがあり、テレビをだらだら見るのを嫌い、大河ドラマですら見るのを嫌がっていたので、仕方なく昼食をのろのろとりながら、土曜日の再放送を見ていたのを思い出します。

 主演の徳川家康役は滝田栄さんだったのですが、演技力は定評通りの方だったのですが、やはり「家康」という役柄にはやや合っていなかったような気がします。

 このドラマで鮮烈な印象を残したのが、役所広司さんが「織田信長」を演じていたことです。当時、役所さんはまだ仲代達矢さんの「無名塾」出身の新人だったと思うのですが、NHKの制作の方の目に留まったようで、信長役に抜擢され、堂々と演じておられました。キャスティングされた方は本当に人を見る目があったと思います。


 また、一方で華やかな女優陣が勢ぞろいしたのも印象的でした。

 家康生母・於大の方 大竹しのぶ
 家康祖母・華陽院  八千草薫
 家康正室 築山殿  池上希実子
 家康側室 西郷局  竹下景子
 信長正室 濃姫   藤真利子
 淀君        夏目雅子
         などなど

 これぞ、大河ドラマの神髄といった感じです。とくに、ありし日の夏目雅子さんが子供ごころに本当に美しかったのを覚えています。(この後、あの若さで早世されるとは思いもよりませんでした)

 正直、最近の大河ドラマと比較すると、しっかりとした原作があることと、脚本や演出のレベルが格段に高いです。
 うちの主人も当時見ていたそうなのですが、このたび30年ぶりに再度見て、感動を新たにしています。
 私ももう親の目を気にせず、堂々と見ていられるのがいいです(苦笑) やはり、大人になるっていいですね(笑)

 
 未見の方はぜひ一度ご覧になるようおすすめいたします。


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テーマ : 大河ドラマ
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【速報】2015年度NHK大河ドラマは、「吉田松陰の妹」!? (゜Д゜;)

 今日の昼間、たまたまニュースサイトを見たところ、再来年(2015年)のNHK大河ドラマのテーマは、
「吉田松陰の妹」で、主演は女優、井上真央さんに内定したとか。


   工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工 工エ

 先ほど帰宅したうちの主人(←大河ドラマファン)に伝えたところ、絶句してました。。。(><)ナンジャソリャ!?

 新島八重以上に世間的には無名のヒロイン。
 はたして、これで1年間持つのでしょうか?
 「八重の桜」ですら、低視聴率で苦戦しているというのに。。。


 ところで、まだ正式発表はしてないですが、井上真央さんが演じる予定の役は、吉田松陰の妹で、久坂玄瑞の奥さんになった人です。久坂と死別の後、松陰と交友の深かった楫取素彦(初の群馬県令、男爵)に再嫁しました。

 3年前に書いた「久坂玄瑞の首」という記事が今日になってアクセス数が伸びてたので、いぶかしく思っていたのですが。。。(この記事で、少しだけ久坂玄瑞の女性関係に触れています)

 今から申してはアレですが、「八重」の2番煎じになりそうな予感です。。。いったい、どのようなドラマを目指しているのやら。。。無名の女性を無理やり歴史ドラマの主人公へ仕立て上げるのって、どうなんでしょう。
 また、「八重の桜」で会津を取り上げたので、それに配慮してというかバランスをとって、今度は長州、といった感じがしないでもないです。

 大河ドラマよ、いったいどこへ行く!?




 

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テーマ : 大河ドラマ 八重の桜
ジャンル : テレビ・ラジオ

映画『清州会議』

 清州城


 三谷幸喜作、映画『清州会議』がいよいよ明日9日、公開だそうです↓
  
           映画『清州会議』公式サイト

 役所広司さんが柴田勝家役を、大泉洋さんが豊臣秀吉役を、その他豪華&個性派キャスティングが勢ぞろいしたのだとか。たとえば、「でんでん」さんが前田玄以役だとか、なんかイイですよね(笑)

 原作本もかなり売れているらしいですね。
 時代劇ですので、結末はわかってしまってますが、三谷ワールドにかかるとどういう展開になるんでしょうか?気になります。(^^;)

    
清須会議 (幻冬舎文庫)清須会議 (幻冬舎文庫)
(2013/07/26)
三谷 幸喜

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 清州城ですが、いつも東海道新幹線に乗っていると名古屋駅に着くちょっと前にいつも車窓で目にしていたので、今年の6月に初めて行ってみましたが・・・最寄駅からけっこう遠く、またこの日はものすごく暑かったです。。。
 それに、このお城も残念ながらなんちゃって天守ですよね。。。(><)

 (この記事、後日追記します)



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風の中のあいつ (1973年TBS放映)

 昨年、うちの主人が「風の中のあいつ」という昔TBSで放映していた時代劇のDVD-BOXを購入したので、冷やかし半分で昨年の秋ぐらいに見てみました。
 主演は「ショーケン」こと萩原健一さん。年がばれてしまいますが、このドラマの本放映時私はまだ乳飲み子だったため、リアルタイムでも再放送でも見たことはありません。

風の中のあいつ DVD-BOX風の中のあいつ DVD-BOX
(2005/06/24)
萩原健一、米倉斉加年 他

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 それまで、大衆演劇や時代劇などで清水次郎長に敵対する悪役として描かれてきた「黒駒の勝蔵」を当時人気急上昇中だった萩原さんが演じたという、異色の時代劇です。
 見た感想は、一言でいうと任侠ものというよりも、むしろ「青春時代劇」といった印象です。オープニングロールで、新宿の街を歩くチンピラ(死語ですね)風の萩原さんが出てきて、「おや?」と思いました。
 黒駒の勝蔵は肖像画が伝えられており、大柄ないかついおっさんという印象なのですが、当然のことながら全然萩原さんと印象が違います・・・萩原さん演じる勝蔵はなんとなく憎めないんですよね。母性本能をくすぐられるといいましょうか(笑)
 私はそれまで、正直言って萩原さんはあまり好きではなかったのですが、この作品を見て、彼のピュアな部分が垣間見られたというか、人を惹きつける不思議な魅力があったんだな・・・と改めて彼を見直しました。数々の有名女優たちと浮名を流し、また根強い「ショーケン」ファンがいるのも納得です。ドラマを見ていると、知らず知らずのうちに視聴者は勝蔵に感情移入していってしまうように思いました。


 その他、勝蔵と苦楽を共にする子分の役は下條アトムさんと前田吟さん。ライバル・清水次郎長を米倉斉加年さん、竹居吃安を故・長門裕之さん。この話は男性が中心で、女優さんはあまり出ていませんでしたが、勝蔵が慕う姉・菊代を星由里子さん、勝蔵と不思議な縁で結ばれる謎の女おりはを安田(大楠)道代さんが演じ花を添えています。
 この当時は30分ドラマというのが多かったみたいで、このドラマもなぜか30分ものなので、一回分があっという間に終わってしまいます。
 脚本が時代劇では定評のあった故・杉山義法氏が田上雄氏という方と共同脚本だったので、時代劇の骨格みたいのはしっかりしていたと思いますし、殺陣も見せ場があったように思います。
 唯一残念だったのは、勝蔵が一家を解散し、草莽の志士になるべく赤報隊に入隊した晩年の様子が描かれておらず、最後は駆け足気味になってしまっていたことでしょうか。


 なお、沢田研二さんが主題歌を歌っていますが、哀切ただよう一曲になっています。(未CD化だそうです)
 こちらの歌もついつい覚えてしまいました。



 【追記】
 2013年12月下旬より、CS放送の時代劇専門チャンネルにて放映予定だそうです。
 加入されている方はこの機会にぜひご覧ください。





 過去記事 黒駒勝蔵対清水次郎長(山梨県立博物館)
 

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テーマ : 懐かしのドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

【速報】2014年NHK大河ドラマの主人公は黒田官兵衛(主演 岡田准一さん) 再掲・黒田官兵衛の墓

 先ほど帰宅して、ネットのニュースを見ていたところ、再来年(2014年)の大河ドラマの主人公と主演の方が発表になったようです。


平成26年のNHK大河は「軍師官兵衛」、主演は岡田准一さん
2012.10.10 16:22 [TVドラマ]

 NHKは10日、平成26年に放送する大河ドラマに、戦国時代に活躍した黒田官兵衛を主人公にした「軍師官兵衛(かんべえ)」を制作すると発表した。主演は俳優で人気グループV6の岡田准一さん(31)。

 官兵衛は負け知らずの天才軍師として織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった天下人(てんかびと)に重用された人物。ドラマでは官兵衛の信仰や信義を貫いた生涯が描かれる。

 脚本はオリジナルで、テレビドラマ「OUT」やNHKドラマ「氷壁」「陽だまりの樹」などを手がけた前川洋一さんが担当する。
                 (MSN・産経ニュースより)


 
 ふーむ。(´・ω・`)
 数か月前から、ジャニーズ事務所の若手人気俳優さんが内定しているという噂はネット上で出てましたけど、まさか岡田さんとは・・・。少々驚きました。
 それにしても、黒田官兵衛(孝高・如水)とはまた渋い感じです。
 信長、秀吉、家康の「天下人」と関わりある人物となると、この辺りが妥当なのかな?とも思います。(そろそろ縁ある武将たちも一巡してしまった感じですし)
 
    黒田孝高

 このところ、官兵衛の人生においてハイライトのひとつである、「高松城水攻め」を書いてきましたので、このニュースはまさにタイムリーな印象があります(笑)
 
 ところで黒田官兵衛の墓ですが、以前このブログでも紹介させていただきました。

 過去記事⇒黒田如水の墓

黒田如水の墓
       (博多・崇福寺にて)


 博多へ行く機会もそうそうないので、あの時墓参をしておいて本当に良かったです。
 

 ところで脚本が前川洋一さんということですが、割と良い脚本を書かれているようだから今度こそ大丈夫かな。
 完全オリジナルということですが、本来は原作があったほうがいいように思いますけどね。
 ドラマの質を決めるのは、やはり演出よりも脚本の出来に尽きます。良い脚本が、演じ手を育てていくとも言えます。
 くれぐれも、「江」や今年の「平清盛」(また視聴率一ケタだそうです)のようにならないよう、お願い申し上げます。

 まずは速報まで・・・。

 【お詫び】上記記事で、「2014年大河ドラマ」の記述を誤って、長らく「2016年」と記載していました。
 訂正してお詫び申し上げます。


 
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テーマ : 大河ドラマ
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大河ドラマで「加藤清正」を!

 熊本夏の風物詩「清正公まつり」(加藤神社) のつづき

  加藤神社b


 加藤神社内で見つけた署名の記帳台ですがよく説明を見てみると、

 「大河ドラマで加藤清正公を取り上げていただくための署名活動です」
 
 とのこと。

 参考サイト 【「加藤清正公」を「NHKの大河ドラマ」に!】(※PDFです)


 これを見まして、私共も大いに賛同したので署名してきました。

 ところで、実は昭和51年(1976年)、第14作目の時に本当は加藤清正が大河ドラマの主人公になるはずでした。
 肝心の清正役は俳優の加藤剛さんに決まっていたといいます。原作は池波正太郎の「火の国の城」でした。

  
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 ところが、NHKの上層部のある人物がこれに異議を唱え、この企画は急きょ取りやめになってしまいました。

 そして、代わりに「平将門」を主人公にしたドラマに変更されたのです。
 これが海音寺潮五郎原作の「風と雲と虹と」です。

 
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 この「風と雲と虹と」なんですが、主役の加藤剛さん以下、ものすごい豪華キャストだったんですね。

 吉永小百合
 緒形拳
 草刈正雄
 太地喜和子
 山口崇
 露口茂    
      ほか(敬称略)

 おそらく、このキャストの皆さんは「加藤清正」をやるために選ばれた俳優さんだったはずです。
 故・緒形拳さんは豊臣秀吉役だったのでは・・・と推察しています。

 私はこのいきさつを初めて聞いたとき、本当にガッカリしてしまいました。おそらく、加藤剛さんだったら、清正のトレードマークである長烏帽子兜がよく似合う、清新な清正像を演じられたことでしょう。残念でなりません。

 私の推量ですが、秀吉の朝鮮出兵、いわゆる「文禄・慶長の役」が引っ掛かったものと思われます。

 しかし、この朝鮮出兵は最高権力者・秀吉の命で当時のオールスター武将たちが多数渡海しているわけです。この理屈でいけば、出陣した大名たちは誰ひとりドラマで取り上げられなくなってしまいます。

 30数年前はこういう状況でも仕方なかったのかもしれませんが、たかがドラマでさえいつまでも周辺諸国、とりわけ中・韓に異常なまでに「配慮」しているのは如何なものでしょうか。

 

 私は見ていませんが、今年の大河ドラマ「平清盛」も、先月など視聴率がとうとう7%台まで落ち込んでしまったとか。
 BSで多額の費用をかけて鳴り物入りで放映された「坂の上の雲」も、NHKが期待したほどの視聴率を上げることはできませんでした。

 この不振の理由は色々挙げることができますが、やはり取り上げる主人公がイマイチ魅力に欠けるというか、インパクトがないのです。
 普通に考えて、去年の「シエ」のように、ヒーロー、ヒロインになるに足りない人物を、あれこれ勝手に脚色して、無理やり仕立て上げているところにもともと無理があるのだと考えます。
 この辺の「人選」は、一体どういう了見でなさっているのか、理解に苦しみます。


 今まで大河ドラマの中でも、いつも脇役に甘んじてきた加藤清正ですが、誰もが知っていて、その遺徳が400年もの長きにわたり語りつがれている真の英雄こそ、国民的ドラマの主人公としてふさわしいのではないでしょうか。

  加藤清正銅像



 ぜひご賛同いただける方は、FAXや郵送でも受け付けているそうですので、下記リンクよりご協力をお願いいたします↓↓↓↓↓↓
 【「加藤清正公」を「NHKの大河ドラマ」に!】(※PDFです)



       参考文献:『NHK大河ドラマの歳月』(大原誠著)
             『実録テレビ時代劇史 ちゃんばらクロニクル1953-1998』(能村庸一著)
                        

 
 
 

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テーマ : 時代劇
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NHKBS「新選組血風録」(再放送)を見てみた

 この年末年始、TVを見ていると以前放映していたドラマの再放送があったので、うちのダンナと共に見てみました。
 中でも、司馬遼太郎原作の「新選組血風録」というのを面白く拝見しました。

 参考サイト NHK BS時代劇「新選組血風録」
 

 なにせ司馬の同名の原作を読んだのがたしか高校1年の頃。何度か読み返したり、過去に近藤勇、土方歳三等メンバーの墓参りもしたりしたのですが、私はフリークになるまでには至りませんでした。
 
   
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 しばらく原作ともご無沙汰なので、懐かしく見させてもらいました。全話ぶっとおしで見ましたが、前半は割と原作に忠実で落ち着いて見られたが、後半がイマイチの出来。
 
 
 ここからネタバレ↓ 本放送が終了して半年以上経つのでそのまま書いてもいいのですが、ストーリーを知りたくない方はここでお引取りください。あくまでも個人的感想です。









 それは、原作にはない土方を密かに恋する「お美代」という名の女性というのが登場して、白けてしまったんですよね。。。(演じていた女優さんは品があって良かったです)
 で、この女性が土方の密偵として陰で活躍する。
 ドラマを面白くしようとして、オリジナルストーリーを考えたのでしょうが、実際の土方の性格からして素人の女性を間者に使うというのはありえないというか、これでは新選組の面目丸つぶれです。土方はそこまでして裏から手を回すような人物ではないと思います。
 それから、土方と桂小五郎(長州藩)が出会ったりするのも、いくらフィクションとはいえ現実味が感じられず、よくないのでは。。。と思いました。

 別にオリジナルストーリーを入れなくても、原作がしっかりしているのですから、原作通りに淡々とドラマを作ってくれればいいのに。。。といつも思います。
 それでもあえてオリジナルを入れる場合は、違和感がないように、設定をぬかりなくする必要があります。

 かつて昭和40年代、NET(現テレビ朝日)で放映されていた同名のドラマがありましたが、これは結束信二という名脚本家によるものだったのですが、多少のオリジナルが含まれているものの原作の世界観を損なわない珠玉の出来のため、見ていて違和感がありません。原作者の司馬遼太郎も高く評価していました。
 当時まだ無名だった栗塚旭さんや島田順司さんなどの出世作になったことでも有名な作品です。

    
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 話を戻して今回のドラマですが、演じている役者さんはどの方もとても良かったですね。隊士役には私が不勉強でお名前を存じ上げない若手の役者さんが起用されていましたが、皆さん演技力がありましたし、何より真剣さが伝わってきました。
 有名どころでは、伊東甲子太郎役の鶴見辰吾さんと、芹沢鴨の愛人「お梅」役の井上和香さんがいい味を出してました。
 鶴見さんといえば、私の世代だと昔「大映ドラマ」でおなじみだったわけですが、歳を重ねられて、最近円熟味が感じられるようになりました。また時代劇にはぜひ出演していただきたいものです。

 土方歳三を演じた永井大さんは少し違うかな。。。という印象。彼は明るい二枚目なので、もう少し影のある役者さんのほうが良かったのでは。。。と思いました。例えば、高橋克典さんみたいな感じでしょうかね。

 まあ、それでも大河ドラマ「江」に比べれば格段に良かったので、後味は悪くなかったです。
 現在、時代劇が下火になってしまってますが、近い将来またブームが到来するような予感もしますので、若い役者さんには今のうちからぜひ「殺陣」の練習をおすすめいたします。

    
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 ところで司馬の原作ですが、この作品が書かれてから実に半世紀近く経っているのですが、司馬が執筆していた頃には詳細が判然とせず、その後これまでに研究が進んで判明した事実も少なからずあるので、そういう部分をもう少し盛り込んでも良かったように思いました。


 過去記事 総司忌 2011
 

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日本100名城完全制覇と有名人の墓めぐり(掃苔)
日本100名城スタンプラリー終了・・・2011年7月、根室半島チャシ跡群にて、無事100名城完全制覇しました。
2010年5月、47都道府県踏破済み。(離島を除く)
歴史の現場を、実際歩いて確かめることをモットーに、全国を行脚中。いつかあなたの住む町へ行くかもしれません。
東京生まれ東京育ち。
大卒後、音楽関係の仕事、専業主婦、現在は零細企業で総務関係の仕事をしています。

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